Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

Tatekawa Blood 立川志らく・談笑二人会〜調布グリーンホール

Tatekawa Bloodというタイトルは、立川談志家元が亡くなる前から決まっていたが期待の落語会であった。
意外に空席があり、調布の土地柄かなとも思う。
前座は立川らく兵の「たらちね」
立川談笑は談志師匠の殉死を免れたライオンのぬいぐるみのライ坊の話をマクラに、
津軽弁の「金明竹」「イラサリマケー」の2つ連続。
日本語(標準語)を崩すとこんなにもおかしくなるというおかしさに笑う。
仲入り後
松元ヒロは談志師匠の想い出から石原都知事の悪口、
そして日本がアメリカに吸収合併する君が代アメイジング・グレイス。
毒舌絶好調で何度か聞いたネタだが、初めて聞いた人は大うけで大爆笑!
本日一番受けていたかも。
志らく師匠の登場では、談笑、松元ヒロの狂気にはやっていけませんとのこと。
志らく師匠は先代の技を受け継ぐというネタの「浜野矩随」
矩随、母、道具屋の旦那と丁稚の複眼の視点が見事だ。
母の自死は理解し難いがいろいろな解釈のできる奥の深い演じ方でとても素晴らしかった。
タイトル通り家元亡きあとの立川流の血筋は磐石だ。
それにしてもヒョットコ天狗と椎茸地蔵はどんなものかとを見てみたい。

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