Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

長野の下伊那の松川町に静養。 父の実家である田舎だ。 15時に中央高速の調布インターに乗ったが、ゴールデン・ウィークであるにも関わらず渋滞なし。 3時間ほどで松川インターを降りて到着した。 今までのGWでは考えられない自粛の影響なのか? 長野の実…

追悼・高峰秀子アンコール 新文芸坐

「秀子の車掌さん」(1941) 「花籠の歌」(1937) 「秀子の応援団長」(1940) 高峰秀子の少女時代の3本立て。 戦前の映画だが、これから戦争が本格化していく中なのにモダンで明るい雰囲気にハッとする。 デコちゃんのアイドル映画であるが「秀子の応援団…

追悼・高峰秀子アンコール 新文芸坐

「銀座カンカン娘」 デコちゃんが手塚治虫に出てくる可愛い女の子のキャラクターに思えてくる。 手塚マンガに与えた影響はあったのではないかな。 この作品自体も初期の手塚マンガのようでほのぼのしたお話。 古今亭志ん生の出演も本当に貴重な映画です。 同…

「ディア・ハンター」 午前十時の映画祭 東宝シネマズ府中

何十年振りかのスクリーンでの鑑賞。 ロバート・デ・ニーロもクリストファー・ウォーケンもメリル・ストリープも当然ながら若い! ペンシルバニア州のクレアトンでの前半1時間の結婚式と壮行会を兼ねたパーティーが圧巻である。 衝撃のロシアン・ルーレット…

新文芸座 追悼・高峰秀子アンコール

「女の座」観る。成瀬巳喜男作品はやっぱり家族に辛辣。 成瀬巳喜男は、松竹に小津安二郎二人はいらないとして東宝に移ったがなんだか「裏・東京物語」のようだ。 笠智衆と杉村春子が老夫婦(!)であり、もっとも心を寄せられるのが唯一他人である嫁の高峰秀…

新文芸坐 追悼・高峰秀子アンコール

「恍惚の人」 高峰秀子は普通の主婦でも本当に自然の演技で素晴らしい、森繁の怪演で二人の演技合戦が見応えありました。 ボケる前は嫁に厳しかったのに、ボケてからは嫁以外はすべて他人になってしまう。 あまりにも今日的な問題で切ないが、それでもしっか…

「銀座並木座―日本映画とともに歩んだ四十五年」嵩元友子著を読む。

銀座並木座が閉館したのは1998年9月。この年には9月に黒澤明、11月淀川長治、12月に木下恵介が亡くなっている。 映画館興行を大きく変えたシネコンは、その5年前にワーナー・マイカル・シネマズ海老名が初オープンした。 並木座は、客席数は80席と少な…

「魚影の群れ」神保町シアター

相米慎二監督の長回しの映像は映画館での上映館向き。 緒方拳がひとりテグス一本でマグロと格闘するところをまるまる捉えている。 ドキュメンタリーとは違って、監督と役者とスタッフのそれぞれの挑発しあって格闘している。 これが監督の狙いだと思います。…

家の向かいのマンションは、屋上にカラスがいつも数匹いて朝方などはいつも騒がしかったのだか、最近突然いなくなってしまった。

つい2週間前だったが、家の物干しのハンガーをサッとくわえて飛んでいったのを目撃したが、今はまったく見かけず静かだ。 子作りのためにいなくなったのか、それとも地震の影響か? 昨日は、多摩霊園にバードウォッチング。 ここも不調で鳥たちはほとんど見…

文京区の春日でレンタサイクルを借りて都内ツーリングをした。

目指すはスカイツリー! 後楽園から本郷に向かって春日通りの坂を上るともうスカイツリーが見えていた。 東大を通り抜ける。威厳のある建物ぞろいだ。 御徒町を抜けて浅草の吾妻橋にくればう○こ雲のアサヒビール本社ビルとの並んでの眺め。 展望台にズームア…

都内サイクリングでスカイツリーめぐり

「ろくでなし」 神保町シアター 松竹ヌーベル・バークの旗手のひとり、吉田貴重監督のデビュー作。 公開当時「勝手にしやがれ」の類似を指摘されたとあるが、「太陽がいっぱい」の関係にも似ている。 虚無感と階級社会は現在の格差社会とも似ており興味深か…

今週のお題「心に残った本」

「夏への扉」ロバート・A・ハインライン 最近読み返しても感動は変わらずであった。 謝辞に「世のなべての猫好きにこの本を捧げる」とあり、猫のピートが堪らなく愛らしい。「ゲイルズバークの春を愛す」ジャック・フィニー 続けてこの本を挙げると傾向がば…

「猫と庄造と二人のをんな」 神保町シアター

猫好きで有名な文豪の谷崎潤一郎の原作。 先妻(山田五十鈴)と後妻(香川京子)の二人の女をめぐる優柔不断な男(森繁久弥)と男が最も愛情を注ぐのが雌猫のリリーの物語。 タイトルに二人の女とあるがこれに母親(浪速千栄子)が加わり、この三人の女の色…

東京タワーが震災後節電でライトアップをやめている。

東京のシンボルとして象徴的だ。 2011年4月7日 2010年11月2日 2010年12月27日 2010年10月4日 2011年4月1日

「結婚の夜」 神保町シアター

特集-華麗なるダメ男たち〜色男、金と力はなかりけり〜 いゃー神保町シアターに観に来て良かった! 今回は女性関係にだらしのない小泉博が主人公。 50年代にかけて東宝の若手二枚目役が多いのだか、今回は母と姉に甘やかされている調子のいいデパートの時計…

4月10日のフジテレビのMr.サンデーという報道バラエティー番組を何気なく見ていた。

原発の報道で海外の報道ではでたらめな報道がされているということで、その理由のひとつとして、外国の記者はほとんど国内にはいない。 海外プレス発表はガラガラである。 ということと、コメンテーターの木村太郎は、海外の反原発グループが過剰なでたらめ…

東京都知事選は開票と同時に石原慎太郎の4期当確報道。

震災ということでほとんど選挙活動はしていないというが、この時期だから災害対策に専念ということは全く現職有利に働く。 不戦勝といっても良いのでは。 これからまた圧勝を背景に、虚言や暴言を聞かされるのはうんざりする! お年寄りに得票率が高かったと…

柳家小三治独演会 三鷹市公会堂

「たらちね」柳家ろべい 「長屋の花見」柳家小三治 仲入り 「死神」柳家小三治 柳家ろべいは柳家喜多八師匠の弟子ということで弥次喜多道中の喜多八の相棒、弥次さんの名前をもらったが半人前ということで弥次ろべいのろべいをもらったとの説明があり印象つ…

都内の桜が満開になった。

節電中の東京タワーの周辺 鯉のぼりもちょっと寂しげなり

桜まんかい!

浦安市と千葉県が県議選をめぐりもめている。

東日本大震災による液状化現象で市内7割が被害を受けたという浦安市。 4月10日の統一地方選挙は告示前から選挙体制や安全上実施出来ないと言っていた。 千葉県側はきっちり行えと浦安市に勧告している。 浦安市長は「知事が一度も現場を見ずに勧告という…

神保町シアターは今月もいい企画です。

特集-華麗なるダメ男たち〜色男、金と力はなかりけり〜 日本映画の中には金にも女にもダメなだらしのない男はよく描かれています。 「夫婦善哉」の森繁久弥 「洲崎パラダイス 赤信号」の三橋達也 「晩菊」の上原謙 など日本映画の愛すべきダメ男のオンパレー…