Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」丸の内ルーブル

これって続編というより、リメイクなのでは? おげれつ度もさらに節度がなくなって笑えなかった。 続いて「大鹿村騒動記」シネマスクエアとうきゅう 「ハングオーバーⅡ」お下劣映画の口直し 原田芳雄と岸部一徳のおかしな関係に大笑い。 大鹿村の住民たちも…

白鳥・三三 両極端の会 らくご@座紀伊國屋

怪談ネタで、三三さんはきっちりとした「たちきり」 白鳥さんは、SWA公演が終わった直後の新作ネタで「珍景累ヶ真打」 「豊志賀」がベースで「野ざらし」「たちきり」などごちゃ混ぜ。 女芸人は真打が取れない、その恨みは・・・ 実在の芸人さんが多数登…

白鳥・三三 両極端の会

テアトル新宿『鬼婆』

乙羽信子と吉村実子の乳をさらけ出した肉欲演技に、カメラの向こう側の新藤兼人の鬼の形相を想像。 100万ドルのえくぼと言われた乙羽信子さんは、身も心も新藤兼人監督に心酔していたのか、当時としてはセンセーショナルだったのではないだろうか。 戦乱の世…

銀座シネパトス『反逆のメロディー』『新宿アウトローぶっ飛ばせ』

「梶芽衣子スタイル その魅力にはまる」という特集上映会(7/16〜8/26)だが、このプログラムは原田芳雄の追悼上映会のようなタイミングだ。『反逆のメロディー』澤田幸弘監督 藤竜也、原田芳雄、地井武男、梶芽衣子のバーでの横並びショットに自然と涙だっ…

『或る女』京橋フィルムセンター 

逝ける映画人を偲んで 2009〜2010 文芸作品がお手のものの豊田四郎が有島武郎の小説を映画化した。 有島武郎は、白樺派の作家であると国語の教科書で覚えたが、「小さき者へ」「生まれ出づる悩み」など著書は読んでいない。 教科書にあったかもしれないが、…

西伊豆の獅子浜へダイビング。

今回はオリンパス・ペンのマクロ撮影に初トライ。 マクロレンズと水中ライトを装着したら、かなり重たくゴッツクなった。 こいつはなんだ! にほんブログ村 にほんブログ村

先日、新文芸坐で若尾文子特集で『瘋癲老人日記』『雁の寺』を観た。

『瘋癲老人日記』は、山村聡だがその前に観た『女は二度生まれる』に続いて出演しているだが、山村聡のイメージがガラガラ崩れていく! 『山の音』『黒い潮』『杏っ子』『トラ・トラ・トラ!」の日本の代表的な理想の父親像をここまで壊していいものなのか?…

『東京のえくぼ』京橋フィルムセンター

逝ける映画人を偲んで〜2009-2010 松林宗恵監督デビュー作。 入社試験の途中のバスでスリにあった伸子(丹阿弥谷津子)は、犯人としてぼんやりした男を警察に突き出す。 この男(上原謙)は、伸子がこれから入社試験を受ける紀伊國屋物産グループ会社の紀伊…

なでしこJAPAN

夏の三連休の最終日。 朝起きたら、なでしこJAPANがアメリカに勝って女子W杯の優勝を決めていた。 日本中が大騒ぎ! 試合展開は、アメリカが圧倒的に強く、同点に追いつき、延長戦でも先に点を取られて、またも同点に追いついた。 PK戦では、アメリカが力尽…

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』TOHOシネマズ府中

熱狂的ハリポタファンの家人の希望で早速完結編観た。 観終えてようやく『ハリポタ』の全貌が解ってきた。 分霊箱やキャラクターの役割がようやくつながってきた。 原作を読んでいない人には解らないことだらけのシリーズがよく10年も続いたものだ。 長大な…

浜松町かもめ亭 正雀・九雀芝居噺二人会 

桂九雀師匠は初めて聴く。 江戸落語と上方落語の違いなのか、最初の「たらちね」とほぼ同じ展開だが、部分的に違う。 終わってから演目を見たら、「お公家女房」となっていた。 林家正雀師匠の円朝作「引窓与兵衞」怪談に入る前に終わってしまった。 やはり…

正雀・九雀芝居噺二人会

『荒木又衛門 決闘鍵屋の辻』

京橋FC/生誕百年 映画監督 森一生 白塗りの三船敏郎が登場し、決闘鍵屋の辻で仇討。相手は36人バタバタと斬り倒す・・・ これは講談の世界で本当は真相はこんなところであろう・・・ という始まり、この作品は、実際に真剣でもって生死を賭けた仇討をした…

黒澤明脚本/鍵屋の仇討の真実

新文芸坐『しとやかな獣』『女は二度生まれる』

『しとやかな獣』 人を殺さなければ悪を悪とも思わない登場人物の騙し合い。 特にクールな若尾文子と山岡久乃が素晴らしい。 舞台はエレベーターのない5階だての公団住宅(懐かしい造りの2DK団地だ) そこからカメラは出ない。(長い階段のイメージがある)…

シネマヴェーラ渋谷で「ATGの光芒」特集上映

『田園に死す』『原子力戦争Lost Love』2本立てを鑑賞。 ATGすなわち日本アート・シアター・ギルドの映画。 70年代より映画を見始めた世代である自分には、ニューシネマからパニック映画へハリウッド映画が復活してきたアメリカ映画のきらびやかに比較し…

NHKスペシャル「”世界最大”の液状化」

なにげなく見ていたら、液状化現象は地域だけの問題ではなくて、京浜工業地帯の深刻な状況を警告していた! 今回の東日本大震災は、京浜工業地帯の液状化現象は深刻な事態をあたえたらしい。 しかし、火力発電のある東電をはじめとした工業地帯の企業は今回…

rakugoオルタナティブvol.3『キョンちば』紀伊國屋サザンシアター

人気、実力、当代随一(と思う)の落語家の柳家喬太郎と 女優・劇作家の千葉雅子が、お互いに落語と演劇との融合という趣旨でしょうか? 柳家喬太郎の落語を聞いていると、演出家と男女を演じる三人が同居した演劇的なものを強く感じる。 そんなことがあるか…

第2回『東日本大震災チャリティ落語会-落語の力-」夜の部

渋谷:C.C.Lemonホール 7月6日 18:30開演 三遊亭王楽、ナイツ、桂歌丸、三遊亭小遊三、渡辺正行、立川談春、立川志の輔。 これだけ揃うとお互いに遠慮があると思う。 独演会と違って、それぞれの噺も時間が決まっており、まくらも早々にして一席を終…

震災チャリティ落語会−落語の力−

幽霊や妖怪は存在する?しない!

真夏の季節には怪談だ。 「もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら 」工藤美代子著を読む。 この本は書評に出ていたので、書店で探した。 紀伊國屋やジュンク堂では、品切れになっていて、3店目のブックファーストでやっと手に入れた。 この著者は…

春風亭昇太『オレスタイル』紀伊國屋サザンシアター 

恒例の昇太スタイルは、最近古典を破壊的に崩そうとするのが多い。 創作落語の方が無理なく楽しいと思います。 まくらでのお噺は、独演会は今年最初で最後とのこと。 芝居やSWAなので忙しいそうです。 伊東四朗一座&熱海五郎一座合同公演での真矢みきの…

原節子『お嬢さん乾杯!」

『お嬢さん乾杯!』銀座シネパトス 原節子をいまの視線でみると美女と言えるのかな? この作品でも、表情や言葉やしぐさはこの世のひととは思えないところがある。 佐野周二の主人公にも同情する。 ラストシーンもハッピーエンドには思えない。 たぶん二人は…

伊豆・雲見へダイビングに行く。

明け方出発で曇りだったが、どんどん快晴になり、 潜る前にはウェットスーツも汗だくになった。 ボートに乗って牛着岩へダイブ。 洞窟などの地形が面白い! 岩の隙間を抜けるとキンメモドキの群れがすごかった! まさにレオ・レオニーの絵本「スイミー」のよ…

『二十一の指紋』神保町シアター〜美女と探偵〜最終日。

初めて片岡千恵蔵の多羅尾伴内を観た。 行き倒れの老人に扮してヒロポン?まで打ってもらう、拳銃に射たれるなど捨て身の覚悟はバットマンのようだ。 クライマックスはカーチェイスまである。 無線付きの高級外車はまさにバットモービール! 戦後のバラック…