Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「南極日誌」渋谷・アミューズシネマCQN

初めて入る劇場。少し渋谷から離れたところにあり建物の8階というのも少し不便だが、渋谷の立地はいかがなものか。「南極日誌」は、封切り間もない作品なので、混んでいるかと思ったが、平日でもありガラガラで寂しい。 見終えて感じたことは、南極とはこの…

[演劇]「だるまさんがころんだ」下北沢・スズナリ

作・演出 坂手洋二 燐光群 昨年話題になった舞台の再演。 社会性のあるテーマを鋭く取り上げ頑張っている小劇団。 再演だが、イラク派兵を続けている日本としては今もタイムリーな内容。日本のイラク派兵問題は、解決どころか国内では無視あるいは黙殺されて…

「奥様は魔女」新宿ミラノ座

ロマンチック・コメディの騎手、ノーラ・エフロン監督の最新作。 好みのジャンルではないが、ニコール・キッドマンの新作だから観る。 テレビの「奥様は魔女」は、アメリカでも人気があったらしいのに、リメイク好きのハリウッドとしては何故か遅い映画化。 …

「第92回調布寄席

怪談噺「眞景累ケ淵」の世界 林家正雀 〜第2夜〜「深見新五郎」「豊志賀」 調布市グリーンホール 第2夜といっても1年ぶりの続き 怪談噺「眞景累ケ淵」は、因縁ものとして延々と続くのですべて聞くのに何年かかるのだろう。 1年も経つと前回の「宗悦殺し」…

セブンイレブンで飲料水を買ったら、「ファーブル昆虫記」海洋堂のフィギュアがおまけに付いていた。 夏休みらしい好いネタ! 開けてみたら、あれまぁふん転がしだ!! 相変わらず海洋堂はいい仕事しています。

嗚呼! キャサリン・ロス

WOWOWで放映されたポール・ニューマンの伝記ドキュメンタリー「ポール・ニューマン 永遠のクールハンド」を観る。 ポール・ニューマンといえば、ギリシャ彫刻のようなルックスとブルーアイで、ハリウッドで最も成功し、尊敬される俳優である。 若き日よ…

あれから20年

85年8月12日の日航ジャンボ機墜落事故から20年たった。 当時、このニュースをどこで見たか覚えている日本人は多いだろう。 私は、ちょうど転職したばかりの頃で、夏休み休暇としてバイクで東北地方を旅していて、青森県の野辺地の民宿にて夕飯時のN…

「亡国のイージス」丸の内ピカデリー

うーん大作なのだが、配役もそろっているのだが・・・ やはり、脚本が不満である。 この時期に、この話題(自衛隊の反乱)とは全然気にならなかった。 明快なエンタテイメント映画を目指していたからだ。 阪本順治監督は「KT」の時と同じような消化不良を…

郵政解散!?

郵政民営化案が参院で否決されて、小泉首相は衆院解散をした。 9・11が総選挙になる。 この劇場型パフォーマンス首相は、国民をどんなネコ騙しにかけてめちゃめちゃにするのか。郵政解散?自爆解散? 小泉首相は8日の衆院解散を「郵政解散」と名付けた。 こ…

「砂の器」東劇

銀座で仕事の帰り、30年ぶり大スクリーンで「砂の器」を観る。 脚本家の橋本忍の渾身の作品である。昨日「運命じゃない人」を観て、今回も脚本は映画の基本であることを感じる。 しかし、どんな良い脚本でも、お金のかかる作品はある。 この作品は、本当にお…

「運命じゃない人」ユーロスペース

本年度ベスト1候補のウィルメイドな作品だ。 脚本・監督は内田けんじ。PFFのスカラシップによる長編映画デビューだが、この力量は只者ではない。日本映画の期待の新人の登場だ。 練り上げたシナリオのうまさが素晴らしい。 良い映画の基本は、脚本である…

「オープン・ウォーター」シネクイント

スキューバ・ダイビングで海に取り残されたダイバーは、生きていけるか? と言うワンアイデアで作られた低予算のインディーズ映画。 大海原にぽつんと取り残された人間の非力さと恐怖を描いて全米で大ヒット。 なるほど、誰も助けてくれないという絶望に打ち…

暑中お見舞い申し上げます。