Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

2005-01-01から1年間の記事一覧

「セルラー」「50回目のファースト・キス」 池袋・新文芸座

今年見逃した評判のサスペンス「セルラー」を観る。(ロードショーでは2週間で打ち切り) 確かに今年度一番の良くできたサスペンス・スリラーでした。 キム・ベイシンガー扮する主婦が冒頭からいきなり誘拐されて以後サスペンスがずっと持続する。壊された電…

ほぼ日寄席 続はじめての落語 立川志の輔ひとり会

ラフォーレミュージアム六本木 今年最後の志の輔追っかけは六本木。 大江戸線で新宿から六本木駅でおりる。六本木が近くなったといっても、この会場に近い駅である南北線の六本木一丁目駅とはつながっていない。 仕方がないので、地図を見て歩くこと15分。…

 第56回朝日名人会

―演目― 寿限無 古今亭志ん太 お若伊之助 三遊亭萬窓 加賀の千代 入船亭扇橋 仲入り 親子酒 柳家三語楼 お茶汲み 柳家小三治 小三治師匠目当てにはじめて行く朝日名人会。 りっぱな大きなホールだ。 入船亭扇橋師匠のぼけた味わいよし、柳家三語楼師匠のベテ…

 立川談志独演会 三鷹市公会堂

立川談志師匠は、昨日70歳の誕生日を迎えたそうだ。 立川流家元の70歳台初のの記念すべき高座を楽しめた。 相変わらずもう間もなく死ぬという老いと死のこだわり。 「死ぬことは恐れないが、死ぬまでが怖いのだ」という正直な言葉だ。 ビートたけしの言…

「洲崎パラダイス 赤信号」「幕末太陽傳」池袋・新文芸座

「撮影監督・高村倉太郎」(ワイズ出版)の出版を記念して「日本映画黄金時代、48人の監督と撮った男」(11/26〜12/9)という上映会だったが、高村倉太郎さんは11月21日に亡くなり、残念ながらタイミングを合わしたような追悼上映会となった。前日は出版記念…

iPod をアップルストアで購入

「iPod 30GB」をアップルストアで購入 ソニーがようやく9月に発表した新製品「ウォークマンAシリーズ」を19日国内で一斉に発売した。9月同時期に「iPod nano」を発表と同時に販売をして、更に音楽配信の先にある映像配信まで可能にした「v…

撮影監督 高村倉太郎

撮影監督 高村倉太郎氏逝去 高村倉太郎氏(たかむら・くらたろう=映画撮影監督)21日、急性循環不全で死去。84歳。告別式は23日午後1時、東京都江東区亀戸4の24の1東覚寺。連絡先は、新宿区新宿1の25の14日本映画撮影監督協会。喪主は長男…

「春の雪」 パルコ調布キネマ

映画の冒頭シーンに幼少時代の主人公の聡子と清顕のカルタとりがあり、松枝家をよく思わない聡子の父の企みが描かれており、この映画の道行が象徴されている。 この企みが思いもかけぬ方向に進む。宮家に嫁ぐことになったのに、聡子と清顕が離れられない仲に…

「元禄忠臣蔵」(前編・後編) シネスイッチ銀座

松竹110周年祭として今日から松竹の選りすぐりの名作が上映される。―日本の美がここにある―とチラシに謳っているが、たしかにそこに魅かれる。 「元禄忠臣蔵」は、見逃した溝口健二監督作品だったので、この機会に観に行った。 記録によると1941年12月に前編…

「ヴェニスの商人」 テアトルタイムズスクエア

アル・パシーノが「ヴェニスの商人」であのシャイロックを演じるというので観た。 「肉1ポンド」のことしかストーリーは頭に残っていなかった。高校時代の一時期シェークスピアの戯曲は読んでいたのだが、「ベニスの商人」は有名すぎて実際には読んでいなか…

うちの猫のミミは、私が家に帰り洗面台に立つとなぜかリステリンで歯をみがく。 これがたまらなく可笑しい。 これ以外にも、妻の化粧水が好きであり、風呂上りの石鹸の匂いも大好きで手で撫ぜると喜ぶ。 きっと、前世はお化粧好きの美女であったと密かに思っ…

久しぶりの爽やかな快晴の朝。 富士山の雪化粧が美しいので撮影。

 志の輔こらぼ能楽どーや 横浜能楽堂

立川志の輔師匠追っかけで横浜まで来てしまった。 それも横浜能楽堂、狂言と落語のコラボレーション。 狂言は落語の「かけとり」を狂言に移し替えた創作狂言。 笑いを描くという意味では、落語と狂言は共に通じるものはあるのだろうが、正直なところこれで面…

「ドミノ」TOHOシネマズ府中

トニー・スコット監督最新作。父親は「影なき狙撃者」の俳優ローレンス・ハーヴェイ、母親はスーパーモデルというセレブリティの家に生まれ、モデルから転身して賞金稼ぎのバウンティ・ハンターになったという実在の女性ドミノ・ハーヴェイの半生を描いた作…

立川流 三人の会 紀伊国屋ホール

〜高田文夫ドリームプロデュースVOL.1〜 高田文夫の呼びかけによる立川流の看板、立川志の輔、立川談春、立川志らく3人の初顔合わせによる楽しい一夜であった。 高田文夫のヘタウマな落語で始まる。古典落語のネタは受けないといいながらシャレのめすが案外…

第66回菊花賞(GI)

第66回菊花賞(GI)は、期待通りのデープインパクトの完勝。 圧倒的な強さ、無敵である。 おかげさまで3連単を初めて獲る。 1着デープインパクト、2着アドマイヤジャパン 3着ローゼンクロイツ 7−6−4 7090円

「島清、世に敗れたり」紀伊国屋サザンシアター

地人会第99回公演 作/松田章一 演出/高瀬久男 全く知らなかったのだが、石川県出身の島田清次郎という作家の破滅的な生き方とタイトルに魅かれて観劇する。大変面白かった。 明治が終わり、大正デモクラシーと言われる時代の変わり目に、貧困のなかから這…

志の輔らくご21世紀は21日〜新宿明治安田生命ホール〜

−演目− つる 立川志のぽん 茶の湯 立川志の輔 今日のニュース 松元ヒロ 宿屋の富 立川志の輔 志の輔師匠は、先日中国の日本企業に招待されて大連に行ったそうだ。そこでの話を披露、大連は巨大ビルが林立して中国人は自転車などは乗っていないそうだ。インタ…

[演劇]「竜馬の妻とその夫と愛人」紀伊国屋ホール

劇団東京ヴォードヴルショー 第60回公演 作/三谷幸喜 演出/山田和也 出演/佐藤B作 平田満 佐渡稔 あめくみちこ 「その場しのぎの男たち」に次いで2度目のヴォードビルショー観劇。 坂本竜馬の妻おりょうを巡る佐藤B作と平田満と佐渡稔の四角関係が面白…

村上世彰VS佐山展生 報道ステーション

昨日からのTBSへの株買収騒動。楽天の三木谷社長、村上ファンドの村上世彰氏、それに巨人の渡辺恒雄球団会長も登場し、フジテレビ株買収騒動と同じ過熱報道再燃。他局のこととなると報道局は異常に熱心だ。報道ステーションでは、昨日は50分、今日も40分ぐら…

連休は「ベルベット・レイン」と「シン・シティ」それと「セブンソード」を観た。 ちょっとバイオレンス映画続きで疲れた。 朝から雨だし、ということで録り貯めしていたBS映画の中から成瀬巳喜男監督の「女が階段を上る時」(1960)を観る。高峰秀子の美し…

 「シン・シティ」 新宿・ミラノ座

またもアメコミ物で劇画タッチそのものも映画ということで期待せずに観たが、予想外に面白かった。 ロバート・ロドリゲス監督ごのみのバイオレンスとSEXと猟奇趣味が溢れた映画だが、白黒墨絵タッチの劇画をそのまま俳優に演じさせる特殊な凝った映画だ。 「…

 「ベルベット・レイン」 シネ・リーブル池袋 初日

珍しいことに朝日新聞朝刊の映画スケジュールが別の作品に間違っていた。そのせいか初日なのに客数もまばら、ちょいと寂しい入りだ。 「インファナル・アフェア」でおなじみの香港マフィアの話なのだが、香港は1999年に中国の一部になったわけだか、とて…

[演劇]「ドライビング・ミス・デイジー」 東京芸術劇場

劇団民芸+無名塾 奈良岡朋子+仲代達矢という両劇団代表同士のコラボレーション。 アカデミー賞を獲った映画で有名な作品であるが、公開時(1989年)に観ただけで、映画音楽は記憶にあるのだが、淡々とした話で詳細はほとんど忘れた。期待と予想できること…

「IloveU(アイ・ラブ・ユー)」Mr.Children

とりわけ熱烈なファンという訳ではないが、ミスチルのアルバムはいつも購入している。買って損をしたとも思ったこともなく、よい曲が多く繰り返し聞く。 そこで今回発売のアルバムだが、今までの中でも最高傑作に思える。バンドとしての円熟さが全曲を通して…

 「ステルス」 府中TOHOシネマズ

ファーストデイサービスで一律1000円。 先行上映でかつ初日なのだがガラガラ。 最新の特撮映像が売りだが、話がありきたりで、役者も魅力なし。おっとアカデミー賞受賞男優ジェイミー・フォックスも出ていたが途中退場。 いくら早い戦闘機だからといってアジ…

 志の輔らくご会 府中の森芸術劇場 14:30

〜プログラム〜 八問答 春風亭鹿の子 三方一両損 立川志の輔 ―仲入り− 曲芸 ボンボンブラザース 試し酒 立川志の輔なんと今回の志の輔らくごの席は一列目。 まずは目の前で落語が聞けて最高でした。 春風亭鹿の子、女流落語家の噺を聞くのは初めて。 登場人…