猫のように、鳥のように、あるいは魚のように、自由に生きる!

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

令和8年8月8日

本日はサポート・ドライバーとして、東京の下町まで送り迎え。

送りの後迎えまで少し時間が空いたので、墨田区役所の駐車場に車を入れ、庁舎の入口へ向かうと、突然「おめでとうございます!」の声と拍手が聞こえてきた。

何事かと思ったら、結婚届を提出したカップルへの祝福だった。

今日は「8月8日」。縁起の良い日ということで、区役所の職員の皆さんも一緒になって祝福し、なかなかの盛り上がり。

少子化が深刻になる中、こうして結婚という人生の門出を社会全体で祝うのは悪くない。むしろ、もっとあってもいいと思う。

ただ、拍手で少子化が止まるわけではない。

結婚して、子どもを持って、安心して育てていける。そんな「明るい未来」を若い世代が実感できなければ、いくら少子化対策に予算をつぎ込んでも根本は変わらないだろう。

祝福の拍手は明るくていい。
問題は、その拍手の先に明るい未来がちゃんと待っているのか。

今の日本、本当に大丈夫か?

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熊本地震 イオンモール熊本の爆発事故に思う

今回の熊本地震では、イオンモール熊本で発生したガス爆発が大きく報じられている。

その一方で、地震発生直後、店内にいた数百人の来店客を従業員の誘導によって30分以内(10分程度だったという報道もある)に全員屋外へ避難させた対応は、もっと報道や検証の対象となってよいのではないだろうか。

イオンモールの迅速な対応は、日頃から積み重ねてきた防災訓練の成果だったと思う。

能登半島地震の際、私がボランティアに参加させてもらった「のと復耕ラボ」には、イオン労組の方々が数多くボランティアに参加されていた。そのとき、ボランティア休暇を利用して来ていると伺い、企業や行政にはそのような制度があることを初めて知った。

イオンの社員の皆さんは、その後も継続して能登の復興支援に携わっており、社会貢献への姿勢には頭が下がる思いである。

今回の避難誘導は、まさに不幸中の幸いだった。この迅速な対応がなければ、被害はさらに深刻なものになっていた可能性が高い。

一方で、この事故では、何らかの理由で職場へ戻られた従業員7名が犠牲になられたと報じられている。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

国立映画アーカイブのクラウドファンディング

都内の映画館で、国立映画アーカイブのクラウドファンディングを呼び掛けるチラシを見かけた。

立派なチラシだが、いったいどこが制作費を負担したのだろうか、とまず思った。

国の予算不足を理由にした呼び掛けということで、SNSでも賛否の声が上がっていたが、どうにも釈然としない。

クール・ジャパン政策の失敗は、誰も責任を取ることなく、いつの間にか幕を閉じようとしている。その一方で、漫画やアニメといったコンテンツ産業には、兆円規模ともいわれる新たな支援策を政府が進めようとしている。

もちろん漫画やアニメへの支援を否定するつもりはない。しかし、日本映画を保存し、後世へ伝えるための国立映画アーカイブが、資金確保のためにクラウドファンディングへ頼らざるを得ない現状は、あまりにも寂しい。

今さらながら、日本の映画文化に対する行政の姿勢の貧しさには、嘆くだけでなく、もっと怒りの声を上げるべきではないだろうか。

たとえクラウドファンディングで1億円を集めたとしても、それは一時しのぎにすぎない。その先を、いったい誰が支えていくのだろう。

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今年のトラウマ映画大賞決定!『シラート』

予告編を観て、「これは観ておかねば」と映画館へ足を運んだのだが、数年に一度出会うかどうかの“ひぇーっ!”となるトラウマ映画だった。

舞台はモロッコ国境沿いの山岳地帯。巨大なスピーカーを並べ、トランス・ミュージックに身を委ねるレイヴ集団の中で、行方不明になった娘を探す父親と息子が軍に追われ、あるレイヴグループとともに次の集会を目指す。しかし、その旅は想像を絶する地獄巡りの始まりだった――。

観ながら、これは明らかにフリードキン版「恐怖の報酬」の影響が濃い作品だなと思っていたのだが、待っていたのはそれ以上の恐怖だった。生きていくには無の境地にたどり着くしかないという絶望を突きつけるトンデモ映画であった。

レイヴという文化も音楽もほとんど知らなかったが、本作ではその強烈なビートが全編を支配し、観終わったあとも耳の奥に残り続ける。

今回はドルビーアトモス対応のドルビーシネマで鑑賞したが、この選択は大正解だった。圧倒的な音響体験が、作品の狂気と没入感を何倍にも増幅していた。まさに映画館で観るべき一本である。

 

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能登が舞台の『あかね雲』(1967)鑑賞記

Bunkamuraル・シネマで開催中の篠田正浩監督レトロスペクティブで、『あかね雲』(1967)を鑑賞した。

本作は、篠田監督が松竹を離れ、岩下志麻らと設立した独立プロダクション「表現社」の第一作。能登を舞台にした水上勉の同名小説の映画化と知り、これまで全く知らなかった作品だったこともあり、俄然興味が湧いた。

物語は昭和初期の能登が舞台。貧しい村に暮らす娘・まつ(岩下志麻)は、徴兵された兄と病弱な父を抱え、輪島で女中として働いている。だが家計を支えるには十分ではなく、相談相手の女給(小川真由美)から景気の良い山代温泉で働くことを勧められる。心細い彼女に親身になって仲居の仕事を紹介してくれたのが、缶詰会社の外交員(山崎努)だった。まつは次第に彼に惹かれていくが、彼には脱走兵として軍に追われる身という重大な秘密があった。

戦争へと向かう時代の重苦しい空気と、当時の女性が生計を立てることの厳しさがひしひしと伝わってくる作品だ。俳優たちの気迫を捉える端正なカメラワーク、武満徹による重厚な音楽も見事で、篠田正浩と岩下志麻が全力で挑んだ作品であることが伝わってきた。

能登が舞台だけに、特にロケ地に注目して観た。主人公の両親が暮らす村は、なんと能登半島地震で最も復旧が遅れた地域の一つである大谷地区。「大谷の出身なら、平家の落人の隠れ里と言われるところだから、お武家の生まれか?」というセリフも印象的だった。

また、輪島港や朝市、往時の街並みが映し出されており、現在では貴重な記録映像としても興味深い。

一方、物語のもう一つの舞台である山代温泉については、これまで詳しく知らなかった。劇中では「北陸の三大名湯で、天皇陛下もお越しになった温泉」と紹介されている。加賀市にある温泉地だが、作品を観ていると、金沢と同様に古くから外部に開かれた土地柄だったことがうかがえた。

派手さはないが、能登の風土と時代の空気を丁寧に映し出した秀作だった。能登に通うようになった今だからこそ、より深く味わえた一本である。

受賞歴

キネマ旬報ベスト・テン 第8位
キネマ旬報主演女優賞(岩下志麻)
毎日映画コンクール主演女優賞(岩下志麻)
ブルーリボン賞主演女優賞(岩下志麻)※本作を含む出演作による受賞

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富士山映えスポットと天母の湯

ふもとっぱらキャンプ場でのキャンプを終え、帰りに「富士芝桜まつり」へ立ち寄った。
これまでは渋滞と満車の光景を見て、「今日はやめておこう…」を繰り返してきたのだが、今回は朝早かったので突入してみた。

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会場は外国人観光客だらけで、「ここは本当に山梨か?」というほどの国際色。ピンクを中心に白や水色の芝桜が一面に広がり、確かにこれは人気が出るのも納得です。
ただ、富士山はしっかり雲の中。主役不在でも撮影スポットには長蛇の列で、皆さん“映え”に全集中でした。

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帰りは東名経由にして、富士市の「天母の湯」へ。入浴1時間であれば410円という格安の温泉で、露天風呂には薬草湯や檜風呂もあり、遠くに富士市街を一望できる景色も素晴らしい。芝桜よりこちらの方が個人的には大当たりかも。

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その後の東名では3回も豪雨に遭遇。晴れ、曇り、豪雨を短時間で体験し、まるで天気のフルコースのような一日でしたが、無事帰宅しました。