2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧
この柳家喬太郎プロデュースは、8月30日から9月4日までの6日間に渡り、 喬太郎師匠のお友達SWAのメンバーやらを集めた落語会! チケットは即日売り切れ!人気の高さが良く判る。 前日は、アンチSWAということで、三遊亭白鳥、林家彦いち、入船亭扇辰に…
孫文(1866-1925)が中心的な役割を果たした辛亥革命(1911年)から100年目の節目の年。 孫文を物心両面にわたって手厚く支援した梅屋庄吉(1868-1934)との関係をクローズアップした展示である。 梅屋庄吉は、日活(日本活動写眞株式会社)の創業者のひとり…
なぜか見逃していたので、鑑賞後達成感あり。 なかなかの大作ではないか。 『土と兵隊』の本物中国ロケと比較しても遜色なし、同じ日活作品だ。 美術の木村威夫は、『土と兵隊』などの映画の記憶など再生したかも? 野川由美子のまさに体当たり演技が素晴ら…
歩く歩く兵隊さん。 姿が見えない敵に出会えば、走り、地べたに這っても前進するのだ。 戦地の兵隊さんはお国のために頑張ってます。 でもここは中国大陸、前進することが領土拡大と喜ばしい事だったのだ。 火野葦平の従軍記が原作とあるが、役者も誰が主役…
明治から昭和にかけての大衆文化に興味を持ちつつある。 浪花節は、庶民が普通に接して、娯楽として親しんでいた生活を想像すると楽しい。 そんなわけで、柳家喬太郎師匠がゲストの浪花節を聞く会であった。 澤雪絵さんの「夢の女」。 夫が出張先で雨が降っ…
初めての淡水ダイビングである。 到着したところは、洪庵という民宿。 宿の正面には、看板がありここからの富士山の眺めは、 いまの千円札、旧五千円札の逆さ富士の場所とある。 宿の中には、この逆さ富士のデザインもとになった、 写真家・岡田紅陽氏とその…
前々からトロッコ列車に乗ってみたいと思っていたので、ネット検索したらわたらせ渓谷鐵道があった。 わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車は、群馬県の大間々駅から足尾駅間を一日一便祭日のみ走っている。 今回は夏休みで、平日だったので何とか前日にチケット…
前半はついウトウトしたが、敗戦が濃くなるにつれて画面に力が入る。 「国民に不安を与えるな」と自主規制する新聞社のあたりから、 権益ばかり追う軍や政治家に今の日本の状況じゃん! と思ったのは私だけではないはず。それにしても、最後まで神国日本の徹…
親父の大好きな映画だったな。 戦中派が社会の中心だった時代に、戦争中のいやなことをすべて映画で憂さを晴らしてくれたのか。 冒頭に有田上等兵が戦後帰国して回想している。 生き延びたことが前提になっており、軍隊に逆らって大暴れも安心して観られる。…
まさにお盆映画ではないかいな! 観ながら亡くなた両親を思い、絶滅した前世代に想いを馳せ、未来に一抹の不安を感じ、永遠を見た! エンドクレジットが出たら半数の客が退場してたが・・・ 劇場で掛かっている間に再度観に行く気にさせる魅惑的な映画だ。 …
「三等重役」とは、サラリーマン重役のことで、先代の社長が公職追放(パージ)で代わりに社長を務めている。 この社長の河村黎吉がとても良い。 先代社長が復帰すると聞けばしょんぼりするが、社員に対しては、仕事に厳しいが、人情味にはあふれている。 社長…
一カ月後は、9.11同時多発テロから10周年だ。 8.6、8.9のヒロシマ・ナガサキ、8.15の終戦記念日と歴史を振り返る夏でもある。 『清作の妻』戦争と文学@神保町シアター 増村保造監督作品だが脚本の新藤兼人の作品を観ているようだった。 日露戦争前後の時…
川島雄三監督デビュー作「撃ちてし止まむ」というクレジットのみ。 昭和19年とあるから終戦前年だ。 南方から還ってきた軍医とこれから国のため南方へ行く女教師と新聞記者。 お国のため名古屋の軍需工場へ引っ越す家族。 (この家族はレコード店をしていて、…
渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール この会場は初めて入った。観やすいのだが、サイドの桟敷席は気取り過ぎ、不用です。 前後の人に対して、どんな姿勢で観るべきか落ち着かない。 前座で立川志らべが映画「ブラックスワン」を師匠に薦めた話。 師匠の…
台風9号がどんぴしゃりと待ち受けていたため中止になった。 替って西伊豆の雲見にダイビング。 7月に続き2度目だが、今回は台風の影響で、ややウネリあり。 海中でも右に左へと流される。 天気は良く透明度は10メートルほどだが、洞窟に入ることは不可と…
「親子に友と、なぜか天丼」というタイトル このタイトルについて、なぜ天どんなのかに、噺家のみなさんがふれていた。 三遊亭天どんは、さすがに円丈師匠仕込みの噺家さんでした。 喬太郎師匠が、自分の立ち位置がわからなくなるとぼやいていたのが可笑しか…
いつも思うのだが、無難にこなしている感じ。 大銀座落語もなくなってしまったし、小朝師匠このままでいいのでしょうか? 「なでしこジャパン」ネタで澤穂希選手のことを言っていたけれど、容姿のことで女性を敵に廻していいのかな? お年寄りだから、油断し…
1941年の国策映画だが教条的でなく庶民的に描かれた佳作。 C58をダイナミックなアングルで捉えた撮影は鉄ちゃんファンにはたまらないでしょう。 とにかくSL同士が並走して競い合ったり、正面から疾走するところを捉えたり、 鉄道省が全面協力なので、空前…
メル・ギブソンがえらい老けた。 それでもこの硬派なアクションは、最後の最期までワクワク出色もの! 大劇場で観れた充実感。 『復讐捜査線』(『野獣捜査線』と混同する!)というB級タイトルだが、原題は『エッジ・オブ・ダークネス』」 意外な展開で、…
黒澤組の遺産か、スタッフ&キャスト大集結! 黒澤明も編集を見てあげたと云われている。 戦時中のフィリピンで行方不明となった山下泰文のマルフク金貨の行方を追った内容だ。 冒頭にこの金貨は、当時の日本国民の拠出した財産ということで、このタイトルが…