神保町シアター〜美女と探偵〜日活の『死の十字路』観賞。
犯罪の交差するズバリのタイトルがモダンである。
江戸川乱歩の原作であるが、ミステリーというよりはサスペンスドラマ。
江戸川乱歩の弟子である渡辺健次が脚本を書いたので、ミステリ色は薄くなったのではと後のトークショーで発言があった。
三国連太郎は止むを得ず犯罪を犯してしまうのだか、サスペンスのつなげ方が井上梅次監督はさすがにうまいなあ。
上映後この特集番組を企画した本格ミステリ作家クラブとしてトークショーがあった。
司会進行はミステリ作家の芦部拓氏。
ゲストの辻真先氏は、よく存じ上げなかったがテレビアニメの脚本としてテレビ放送の初期から今も現役で活躍されている。
NHK開局時からの過剰な仕事ぶりを話されて、その時から現在に至るまで脳の活性化は衰えておらず、御年80歳?のスーパーな御老人の方でした。
監督/井上梅次 原作/江戸川乱歩「十字路」脚本/渡辺健次 撮影/伊藤武夫 音楽/佐藤勝 美術/中村公彦
出演/三国連太郎 新珠三千代 芦川いづみ 大阪志郎 安部徹 山岡久乃 1956日活
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 1998/11/06
- メディア: VHS
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
- 作者: 江戸川乱歩,山内秀一
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 1972/07
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村