Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

盛夏吉例『円朝祭』初日 みらい座いけぶくろ

「おしの釣」 春風亭一之輔 未見
「犬の災難」 桃月庵白酒 
「SHIBAHAMA」 林家たい平
「緑林門松竹」 林家正蔵
−仲入り−
「夜の慣用句」 柳家喬太郎
文七元結」 柳家権太楼


神保町シアターで『潜水艦イ-57降伏せず』を鑑賞終えるとゲリラ豪雨に足止めされる。
小雨になって小川町から丸の内線で池袋へ。
今度は池袋で豪雨が待ち受けていた。
買った傘も効果なく、遅れてびしょ濡れになって会場に着いた。

毎夏恒例の円朝祭だが、林家たい平が絶好調だった。
まくら話の「飛ぶ鳥を落とす勢いの豪雨」には、リアルな体験で笑った!
演目の「SHBAHAMA」は、どんな落語になるかと思ったが、「芝浜」をモチーフを生かしつつ男女の出会いを演じ楽しめた。
林家正蔵は、たい平がまくらも含めてたっぷりだったのに短かった。
円朝作のなかでも演目にかからないと思われる「緑林門松竹」という噺だが、
前後の解説もあまりなく、非情で凄惨な殺しのシーンを演じて終わる。
悲惨な噺だけに、まくらのとり方などでユーモアがあっても良いかと思う。
そんな余裕がなく精一杯なのかな〜