Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

『まぜるな危険2012』 新宿明治安田生命ホール

柳家喬太郎師匠目当てだったので、中味もよく知らずに観に行った。
田中靖浩氏という公認会計士の主宰で、コンサルタント御立尚資氏と落語家の柳家喬太郎氏との3人によるビジネス×落語というコラボレーションとの内容であった。
ビジネス・コンサルタントが相手なので、なんだが客層も違った雰囲気。
コラボといっても、それぞれのトークと落語という構成で混ぜ合わさらない。
「時代」という演題が与えられていたようだが、何だか違和感。
田中靖浩 「少子化 三悪人」
自分の健康ネタから入り、少子化時代の日本に悪影響を与えた三悪人は、
ジョン・レノンビル・ゲイツ柳家喬太郎という強引なもって行きかた。
御立尚資 「歌でつづる戦後昭和 団塊の世代
小日向文世のような風貌でオシャレで弁舌さわやかな先生の登場。
コンサルタント代表らしくデータを駆使して、団塊の世代がこれからも日本を支えていくとの講演。
少子化といっても、日本の人口が1億人を超えたのは団塊の世代が登場してからであって、今後この世代が、健康でお金をつかっていき、
自分たちの系累(子、孫)に施していけば、まだまだ日本は安泰というご高説でした。
どちらも今回の客層に合わせたテーマのトークであることなのか?
こちらは「だから何?」と冷ややかに鑑賞しました。
仲入り後に、喬太郎師匠の登場。
登場するなり、今回で3回目の出演だが、未だにこの会の主旨がわからないと本音を暴露(?)
本日のニュースで上野動物園でパンダの赤ちゃんが死んだことを取り上げて、やっぱり三遊亭円生が亡くなったときのことがネタにされていた。
円生師匠が亡くなった時に、上野動物園のパンダのランランが亡くなったことと重なり、報道の格差があった有名なエピソードだ。
時間もたっぷりあったので、マクラもたっぷりでこのまま終わってしまうのかと思った。
喬太郎師匠の落語は『路地裏の伝説』で、「時代」というテーマに従った余裕の演目だった。

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