『ジョン・カーター』新宿ピカデリー
いわずと知れたエドカー・ライス・バローズのヒロイック・ファンタジー『火星のプリンセス』の映画化だ。
あまりの評判の悪さに劇場に行くことをためらったが、やはり観ておかなければずっと観ないであろう。
ジョージ・ルーカスが映画化を試みたが、版権料が高くてかなわず『スターウォーズ』が誕生した。
だから、『スターウォーズ』に描かれていたところが、いろいろと出てくる。
当たり前なのだが、スターウォーズ世代以降からの人からすれば何これ?なのであろう。
主人公のジョン・カーターの個性のなさも『スターウォーズ』のマーク・ハミルのようだ。
ウオルト・ディズニー生誕110年という冠もなんか悲しい!
ジョージ・ルーカス自身もディズニーを目指したがキャラクターのおもちゃ帝国ではディズニーを超えた。
エンド・クレジットに『スティーブ・ジョブズ』に捧ぐとあったが、これも浮かばれないなぁ。
火星のプリンセス―合本版・火星シリーズ〈第1集〉 (創元SF文庫)
- 作者: エドガー・ライスバローズ,Edgar Rice Burroughs,厚木淳
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1999/06
- メディア: 文庫
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ヒロインのデジャー・ソリスの憂いのある儚げな挿絵に烈烈ファンがあった。
日本版「スターログ」でも特集が組まれていた。
映画のデジャー・ソリスはリン・コリンズという女優が扮している。
グラマラスでアクティブなのは、アメリカ人好み。
レイア姫もそのイメージを持っていた。
原作は一巻だけ読んだが、あんまり面白いとは思わなかった。
ほとんど内容も忘れていた。
ジョン・カーターといえば、アンブリン・エンタテインメントの大ヒットテレビシリーズ『ER緊急救命室』のメイン・キャラクターと同じではないかと思っていたら、
企画・原作者のマイケル・クライトンが『火星のプリンセス』のファンだったのか。
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