立川志らく独演会 港区麻布区民センターホール

みなと毎月落語会にはじめて行った。
会場の麻布区民センターは六本木のロアビルの通りを入ったところで、静かなところにある。
六本木は不思議なところで急激に開発されたところもあれば、昔風なたたずまいが残ったところがある。
大使館も多くあるので広々とした平屋の空間も多いのだが、太いローソクのような六本木ヒルズが違和感があるのだな。

今回も独演会なので古典落語をきっちり三席。
枕でぎっくり腰ならぬ首の骨のヘルニアの話。
まったく痛くなって動けなくなり、治療にあたって医者に見てもらうのが大変だったとのこと。
ツイッターで志らくファンの医者がすぐに治療してあげますということになったが、注射と座薬で痛みを散らしての高座だと云う。
志らく師匠は落語以外にも本の執筆や芝居の準備等で八面六臂の活躍。
少し体調も考えた方がいいのではと人ごとながら思った。

「真田小僧」　立川志奄
「二十四考」　立川志らく
「紙入れ」　　立川志らく
　−仲入り−
「唐茄子屋政談」　立川志らく

「紙入れ」の後半のやりとりで、最後のオチのセリフは本来は笑いなのだが、ちょっとドキッとする怖さがあった。

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