2012年が始まった。
昨年は人生何が起こるかわからないということに気が付かされた大変な年であった。
この不安は生涯記憶に留まることであろう。
新年を迎えて立川談志家元の追悼カレンダーをめくる。
ご神託ならぬ「談志の御託週めくりカレンダー」だ。
一週目の御託は「人生成り行き」
談志師匠自身の「居残り佐平治」の解説にある。
「とにかく、人生なんざ成り行き以外の何物でもないという、佐平治の生き方。
これが人間の本来なんだろう。あの行動力、いい加減さ。
つまり、人生なんざ、たいしたことがないということを佐平治は知っている。
それこそがおれの了見だし、憧れでもあるんだ。」
- 作者: 立川談志
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/11/29
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