2005-01-30 パッチギ! 昨日の新年会の前の時間にシネ・リーブル池袋で「パッチギ!」を見る。 喧嘩に明け暮れる高校生を描いた不良性感度あふれる粋のいい映画。 1968年という時代設定。朝鮮高校と日本の高校生の対立と友情は、当時よくあった話だが、描くことはタブーだった。 高校生たちのキャラクターが絶妙で、「イムジン河」などの音楽の使い方が映画の本筋をしっかり捉えた井筒監督の快心作。 筋道から離れたところで、オダギリジョーや大友康平、光石研のエピソードが当時の大人の生き方をきちんと描いている。あのような大人たちをみて育ったな。 今年の早くもベストに入る作品。しかしポスター、チラシのセンスが悪い!