『最後の審判』『誘拐』
神保町シアター〜美女と探偵〜
『最後の審判』
警察の犯罪捜査に対する知識が仲代達矢にはちょっと稚拙であれでは捕まってしまう。
加藤武のやくざの登場はうれしいですが・・・
「最後の審判」というタイトルの割には物足りない。
監督/堀川弘通 原作/W・P・マッギヴァーン 脚本/松山善三・池田一朗 撮影/黒田徳三 音楽/武満徹
出演/仲代達矢 淡島千景 須賀不二男 吉村実子 伴淳三郎 1965東宝(96分)
『誘拐』
誘拐犯罪には弱点があり、過去の教訓から完全犯罪を成し遂げるという最初から犯人の告白で挑戦的。
高木彬光の原作ということで、犯人は誰かという筋立てがしっかりしている。
黒澤明の『天国と地獄』の前年作品であるが、誘拐犯罪としては非情な扱いで、ラストの決着も唐突ではあるが納得できる。
宇津井健は最後まで結局活躍しなかった。妻役は万里昌代!やっぱり大映だ。(角川映画とは言わせない)
監督/田中徳三 原作/高木彬光 脚本/高岩肇 撮影/小林節雄 美術/仲美喜雄
出演/宇津井健 万里昌代 川崎敬三 小沢栄太郎 高松英郎 1962大映東京(93分)
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