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「アデル、ブルーは熱い色」下高井戸シネマ

昨年のカンヌ映画祭パルムドールを受賞した話題作。
監督の過激な演技要求に女優が怒り心頭に発するいった話題も宣伝になってヒットだ。
だが、若い(女性)二人の出会いと別れを描き、身を切る想いが切なく、その骨格は古典的定番の青春映画。
特に喫茶店での別れのシーンは真迫の演技で素晴らしい!
監督と二人の女優に同時パルムドール(最高賞)というのも、カンヌがこの作品のパッションに飲まれたのでしょう。
S・スピルバーグが審査委員長であることも、彼が絶対に撮れない作品だったから良かったのでしょうね。
ただ上映時間179分は長いな。