渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール

究斗 「レ•ミゼラブル」？
喬太郎「午後の保健室」
昇太「リストラの宴」
小朝「扇の的」
円丈「金明竹」
究斗「一口弁当」

正直なところ三遊亭亜郎改め究斗さんは知らなかった。
そんなことで真打披露公演で初めて演目を聴く。
おめでたい席で一見さんが厳しい感想を述べるのは失礼かもしれない。
だけれども、オペラの歌いで落語を演じるのを売りにするのはいかがなものかな。
オール英語で通す落語家さんのドキュメンタリーで見て感心したが、オペラを落語と同じ話芸とするのにはちょっと無理があるのではないか。
一席目は途中からだったので何も言えないが、内容的にも「一口弁当」は、いじめの問題に踏み込んだものといえるが、教科書通りのような展開で面白いとはいえなかった。
歌のうまい落語家は柳亭一馬さんもいるし、圧倒させる内容がなければ、違和感が目立ってしまうのではないだろうか。