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映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

第86回アカデミー賞 ノミネート

自分なりの予想(毎回外れます)
◎本命 ○対抗 △大穴

◆作品賞
 ・『アメリカン・ハッスル』 ミーガン・エリソン、ジョナサン・ゴードン、チャールズ・ローヴェン、リチャード・サックル
 ・『キャプテン・フィリップス』 デイナ・ブルネッティ、マイケル・デ・ルカ、スコット・ルーディン
 ・『ダラス・バイヤーズクラブ』 ロビー・ブレナー、レイチェル・ウィンター
 ◎『ゼロ・グラビティ』 アルフォンソ・キュアロン、デイヴィッド・ハイマン
 ・『her/世界でひとつの彼女』 ミーガン・エリソン、スパイク・ジョーンズ、ヴィンセント・ランディー
 ・『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』 アルバート・バーガー、ロン・イェルザ
 ・『あなたを抱きしめる日まで』 ガブリエル・ターナ、スティーヴ・クーガン、トレイシー・シーウォード.
 ・『それでも夜は明ける』 アンソニー・カタガス、ジェレミー・クライナー、スティーヴ・マックイーンブラッド・ピット、デデ・ガードナー
 ・『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 
革新的な映画で新しい可能性を示したこの作品が最も輝かしいのではないか。
ハリウッド映画の発展に貢献したSF映画の集大成でもあるのだ!

◆監督賞
 ・デイヴィッド・O・ラッセル 『アメリカン・ハッスル
 ◎アルフォンソ・キュアロン 『ゼロ・グラビティ
 ・アレクサンダー・ペイン 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
 ・スティーヴ・マックイーン 『それでも夜は明ける
 ・マーティン・スコセッシ 『ウルフ・オブ・ウォールストリート
まさかのデビット・O・ラッセル?
それでも夜は明ける』は未見なので何ともいえないが、スティーヴ・マックイーンはまだ早いんじゃないの。
スティーヴ・マックイーンは本名なのか?
昨年は台湾出身のアン・リー監督で今回はメキシコ出身のアルフォンソ・キュアロン
才能に人種、国籍は関係ない。

主演男優賞
 ・クリスチャン・ベール 『アメリカン・ハッスル
 ・ブルース・ダーン 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
 ・レオナルド・ディカプリオ 『ウルフ・オブ・ウォールストリート
 ・キウェテル・イジョフォー 『それでも夜は明ける
 ◎マシュー・マコノヒー 『ダラス・バイヤーズクラブ
最近活躍の目覚ましいマシュー・マコノヒーに決定!
ウルフ・オブ・ウォールストリート』にもワンシーン印象的に出演していた。
男性ホルモンがみなぎっているなぁ
ディカプリオちゃんはスコセッシ監督と組んでいる限りだめなような気がする。

◆主演女優賞
 ・エイミー・アダムス 『アメリカン・ハッスル
 ・ケイト・ブランシェット 『ブルージャスミン
 ◎サンドラ・ブロック 『ゼロ・グラビティ
 ・ジュディー・デンチ 『あなたを抱きしめる日まで
 ・メリル・ストリープ 『8月の家族たち』
ケイト・ブランシェットが本命名高いようだが、ブロック嬢の活躍に!
すでにオスカーを取っているからむずかしいかな?

◆助演男優賞
 △バーカッド・アブディ 『キャプテン・フィリップス
 ・ブラッドリー・クーパー 『アメリカン・ハッスル
 ・マイケル・ファスベンダー 『それでも夜は明ける
 ・ジョナ・ヒル 『ウルフ・オブ・ウォールストリート
 ◎ジャレッド・レト 『ダラス・バイヤーズクラブ
むずかしいところだが大穴がきたら凄いです。

◆助演女優賞
 ・サリー・ホーキンス 『ブルージャスミン
 ◎ジェニファー・ローレンス 『アメリカン・ハッスル
 ・ルピータ・ニョンゴ 『それでも夜は明ける
 ・ジュリア・ロバーツ 『8月の家族たち』
 ・ジューン・スキッブ 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
アメリカン・ハッスル』しか見ていないのだ。
それでもジェニファー・ローレンス嬢良かった!笑わせてもらった。たいした女優だ。

オリジナル脚本賞
 ○『アメリカン・ハッスル』 エリック・ウォーレン・シンガー、デイヴィッド・O・ラッセル
 ・『ブルージャスミン』 ウディ・アレン
 ◎『ダラス・バイヤーズクラブ』 クレイグ・ボーテン、メリッサ・ウォラック
 ・『her/世界でひとつの彼女』 スパイク・ジョーンズ
 ・『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』 ボブ・ネルソン
この2作しか見てないがどちらも良い。
映画化への長い道を表して『ダラス・バイヤーズクラブ』。

◆脚色賞
 ・『ビフォア・ミッドナイト』 リチャード・リンクレイタージュリー・デルピーイーサン・ホーク
 ・『キャプテン・フィリップス』 ビリー・レイ
 ・『あなたを抱きしめる日まで』 スティーヴン・クーガン、ジェフ・ポープ
 ◎『それでも夜は明ける』 ジョン・リドリー
 ・『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 テレンス・ウィンター
観ていないけどこんな感じ。

◆撮影賞
 ◎『ゼロ・グラビティ』 エマニュエル・ルベツキ
 ・『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』 ブリュノ・デルボネル
 ・『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』 フェドン・パパマイケル
 ・『プリズナーズ』 ロジャー・ディーキンス
 ・『グランド・マスター』 フィリップ・ル・スール
順当なところでしょうか。

◆編集賞
 ・『それでも夜は明ける』 ジョー・ウォーカー
 ○『アメリカン・ハッスル』 アラン・ボームガーテン、ジェイ・キャシディ、クリスピン・ストラザーズ
 ◎『ゼロ・グラビティ』 アルフォンソ・キュアロン、マーク・サンガー
 △『キャプテン・フィリップス』 クリストファー・ラウズ
 ・『ダラス・バイヤーズクラブ』 Martin Pensa、John Mac McMurphy
流れによって変わってくるところ。

◆美術賞
 ・『それでも夜は明ける』 プロダクション・デザイン:アダム・ストックハウゼン 装飾:Alice Baker
 ・『アメリカン・ハッスル』 プロダクション・デザイン:ジュディー・ベッカー 装飾:Heather Loeffler
 △『ゼロ・グラビティ』 プロダクション・デザイン:Andy Nicholson 装飾:Rosie Goodwin、Joanne Woollard
 ◎『華麗なるギャツビー』 プロダクション・デザイン:キャサリン・マーティン 装飾:Beverley Dunn
 ・『her/世界でひとつの彼女』 プロダクション・デザイン:K・K・バレット 装飾:ジーン・サーデナ
ゼロ・グラビティ』の美術の範囲はどこまでなのだろうか?

◆衣裳デザイン賞
 ◎『アメリカン・ハッスル』 マイケル・ウィルキンソン
 ○『華麗なるギャツビー』 キャサリン・マーティン
 ・『それでも夜は明ける』 パトリシア・ノリス
 ・『グランド・マスター』 ウィリアム・チャン
 ・“The Invisible Woman” マイケル・オコナー
アメリカン・ハッスル』の70年代ファッションが冴えていたが、オーソドックスでゴージャスな『華麗なるギャツビー』 
それでも夜は明ける』 が美術賞、衣装デザイン賞から動き出すということもあるが、未見なので・・・

◆メイキャップ&ヘアスタイリング賞
 ◎『ダラス・バイヤーズクラブ』 Adruitha Lee、Robin Mathews
 ・『jackass クソジジイのアメリカ横断チン道中』 Steve Prouty
 ・『ローン・レンジャー』 Joel Harlow、Gloria Pasqua Casny
これしかないでしょう!

 ◆視覚効果賞
 ◎『ゼロ・グラビティ』 Timothy Webber、Chris Lawrence、David Shirk、ニール・コーボールド
 ・『ホビット 竜に奪われた王国』 ジョー・レッテリ、Eric Saindon、David Clayton、Eric Reynolds
 ・『アイアンマン3』 クリストファー・タウンゼント、Guy Williams、Erik Nash、Daniel Sudick
 ・『ローン・レンジャー』 Tim Alexander、Gary Brozenich、Edson Williams、John Frazier
 ・『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 ロジャー・ガイエット、Pat Tubach、ベン・グロスマン、Burt Dalton
ここらは堅いところでしょう。

 ◆録音賞
 ◎『ゼロ・グラビティ』 Skip Lievsay、Niv Adiri、Christopher Benstead、Chris Munro
 ・『ホビット 竜に奪われた王国』 Christopher Boyes、Michael Hedges、Michael Semanick、Tony Johnson
 ・『キャプテン・フィリップス』 Chris Burdon、Mark Taylor、Mike Prestwood Smith、Chris Munro
 ・『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』 Skip Lievsay、Greg Orloff、Peter F. Kurland
 ・『ローン・サバイバー』 Andy Koyama、Beau Borders、David Brownlow
宇宙には音はない!

◆音響編集賞
 ・『オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜』 Steve Boeddeker、Richard Hymns
 ・『キャプテン・フィリップス』 Oliver Tarney
 ◎『ゼロ・グラビティ』 Glenn Freemantle
 ・『ホビット 竜に奪われた王国』 Brent Burge
 ・『ローン・サバイバー』 Wylie Stateman
この作品の影の功労者です。取って当たり前!

◆オリジナル作曲賞
 ・『やさしい本泥棒』 ジョン・ウィリアムズ
 ◎『ゼロ・グラビティ』 スティーヴン・プライス
 ・『her/世界でひとつの彼女』 William Butler、Owen Pallett
 ・『ウォルト・ディズニーの約束』 トーマス・ニューマン
 ・『あなたを抱きしめる日まで』 アレクサンドル・デプラ
音楽の効果も良かったなぁ

オリジナル歌曲賞
 ・『怪盗グルーのミニヨン危機一発』-‘Happy’ 音楽・詞:ファレル・ウィリアムス
 ◎『アナと雪の女王』-‘Let It Go’ 音楽・詞:クリステン・アンダーソン=ロペス、Robert Lopez
 ・“Mandela: Long Walk to Freedom”-‘Ordinary Love’ 音楽:ボノ(Paul Hewson)、デイヴ・エヴァンス、アダム・クレイトン、ラリー・マレン 詞:ボノ(Paul Hewson)
 ・“Alone Yet Not Alone”-‘Alone Yet Not Alone’ 音楽:ブルース・ブロートン 詞:Dennis Spiegel
 ・『her/世界でひとつの彼女』-‘The Moon Song’ 音楽:カレンO 詞:カレンO、スパイク・ジョーンズ
最近やたらラジオで流れてます。歌っているのは誰だ!

 ◆短編映画賞
 ・“The Voorman Problem”(英) 監督:Mark Gill
 ・“Aquel No Era Yo (That Wasn’t Me)”(西) 監督:Esteban Crespo
 ・『全てを失う前に』“Avant que de tout perdre”(仏) 監督:グザヴィエ・ルグラン(Xavier Legrand)
 ・“Helium”(デンマーク) 監督:Anders Walter
 ・『結婚式の朝』“Pit〓〓k〓 Mun Kaikki Hoitaa?(Do I Have To Take Care Of Everything?)”(フィンランド) 監督:セルマ・ヴィルフネン
わかりませんパス!

長編ドキュメンタリー賞
 ・『アクト・オブ・キリング』(デンマークノルウェー・英) 監督:ジョシュア・オッペンハイマー
 ・『キューティー&ボクサー』(米) 監督:ザッカリー・ハインツェリン
 ・“Dirty Wars”(米) 監督:Richard Rowley
 ・『バックコーラスの歌姫たち』 (米) 監督:モーガン・ネヴィル
 ・“The Square (Al Midan)”(エジプト・米) 監督:Jehane Noujaim
見ごたえありそうな作品ぞろい。

◆短編ドキュメンタリー賞
 ・“CaveDigger”(米) 監督:Jeffrey Karoff
 ・“Facing Fear”(米) 監督:Jason Cohen
 ・“Karama Has No Walls”(UAE・英・イエメン) 監督:Sara Ishaq
 ・“The Lady in Number 6: Music Saved My Life”(カナダ・英・米) 監督:マルコム・クラーク(Malcolm Clarke)
 ・“Prison Terminal: The Last Days of Private Jack Hall”(米) 監督:Edgar Barens
ワカリマセン!

◆長編アニメーション賞
 ・『クルードさんちのはじめての冒険』 監督:クリス・サンダース、カーク・デミッコ
 ・『怪盗グルーのミニヨン危機一発』 監督:クリス・ルノー、ピエール・コフィン
 ・『アーネストとセレスティーヌ』“Ernest and Celestine”(仏・ベルギールクセンブルク) 監督:バンジャマン・レネール、ヴァンサン・パタール、ステファン・オビエ
 ◎『アナと雪の女王』(米) 監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
 △『風立ちぬ』(日)  監督:宮崎駿
宮崎駿へのリスペクトがあるかどうか!

◆短編アニメーション賞
 ・“Feral”(米) 監督:Daniel Sousa
 ・“Get a Horse!”(米) 監督:Lauren MacMullan
 ・“Mr. Hublot”(ルクセンブルク・仏) 監督:Laurent Witz
 ◎『九十九』“Possessions”(日) 監督:森田修平
 ・『まほうのほうき』“Room on the Broom”(英) 監督:Max Lang、Jan Lachauer
日本アニメ界へのリスペクトに輝く!

◆外国語映画賞
 ・『オーバー・ザ・ブルースカイ』(ベルギー・オランダ) 監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン
 ・“The Great Beauty(La Grande Bellezza)”(伊・仏) 監督:パオロ・ソレンティーノ
 ・『偽りなき者』(デンマーク) 監督:トマス・ヴィンターベア
 ・“The Missing Picture (L’image manquante)”(カンボジア・仏) 監督:リティー・パニュ
 ・“Omar”(パレスチナ) 監督:ハニ・アブ= アサド
むずかしいところです。

ゼロ・グラビティ』が技術部門を制覇するのは間違いないが、更にその上をいくのか?
昨年のアン・リー監督の『ライフ・オブ・パイ』と似た様相ではあるが、監督賞、作品賞は取ってもらいたい!
それでも夜は明ける』は未見なのだが、要注意で、これも昨年の『リンカーン』の展開がひっかかるのだ。
ダークホースはやっぱり『アメリカン・ハッスル』。
3年連続主要部門ノミネートでデイヴィッド・O・ラッセル組の充実した仕事っぷりはあなどれない。