『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』新宿ピカデリー
劇場にいったらポスターをくれた。
ありがたいサービスです。
今週から2週間の限定公開とのこと。(本当かな?)
3時間半のドキュメンタリーで監督はマーティン・スコセッシ教授!
今更ながらビートルズ関連のドキュメンタリーとはなあと思いつつもやはり観ておくべきかと決心した。
構成は
・ビートルズメンバーの出会いから成功。
・インド音楽との出会いと瞑想。
・音楽性の深化と解散。
・解散後のソロ活動の成功。
・バングラデッシュ・コンサートの呼びかけ。
・映画ビジネスへの進出。
・ボブ・ディランやトム・ペティなど音楽仲間との交流
・モータースポーツ仲間との交流
ジョージ・ハリスンの生涯をほぼ時系列的に追った内容となっている。
有名なエリック・プラクトンと元妻パティ・ペイジの関係も本人たちが語っている。
自宅に侵入してジョージ・ハリスンを襲った暴漢事件を証言する妻オリビア・ハリスンの話が興味深かった。
オリビアはこの映画のプロデューサーに名前があった。
この作品を観て思ったことは、ジョージ・ハリスンの存在は触媒の役割だったということだ。
ジョージ・ハリスンが興味をもったり、関係を持ったりしたことで、接触した周りが変化していくことだ。
ビートルズは、ジョージの影響で明らかに音楽の方向性や思想に変化を与えた。
それはまたビートルズファンである世界の人々、私自身まで影響を与えたということだ。
「サムシング」「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」「ヒア・カム・ザ・サン」「マイ・スイート・ロード」など美しいメロディが懐かしい。
終盤のリンゴ・スターの証言が涙を誘う。
P.S.
バングラディッシュ・コンサートのところでフィル・スペクター(ポール・マッカートニーが大嫌いな奴)が証言していたが、彼は殺人事件の容疑で有罪だったのではないか。
いつ釈放されたのかな?
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