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映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

今年最後の映画

急行「北極号」燃える男 (集英社文庫)新宿・歌舞伎町にて「マイ・ボディガード」と「ポーラ・エクスプレス」観る。
マイ・ボディガード」8割の入り。
トニー・スコット監督の歯切れのいい演出。スクラッチ・カットというのか、荒削りで加工された映像を積み重ねた編集は、CM出身の監督だから過剰であるが、ベテランの円熟さを感じさせる。デンゼル・ワシントンダコタ・ファニングの好演で最後まで魅せる。20年ぐらい前に冒険小説がブームになったがその時の牽引作品ともいえる「燃える男」が原作。時代設定と舞台が現代にうまく置き換えているが、メキシコ・シティに住む住民はどう思うのか、気になった。
「ポーラ・エクスプレス」は、オールズバークの有名な絵本『急行「北極号」』の映画化。過去にも「ジュマンジ」が映画化されたことがあるが、今回も基本線は押さえつつも、描かれていない部分をハリウッド流アクションたっぷりのファンタジーに仕上げた。しかし、いかにもCGアニメですよと強調するのはなぜか?トム・ハンクスになぜここまでそっくりに描くのか?実写でも充分できるだろうと思うのだか。
今回が、今年最後の映画になる。