絶対に観て欲しい邦画サスペンス 新文芸坐
『殺人者(コロシ)を追え』
回想を入れずに張り込みの若手刑事の焦りとベテラン刑事(織田政雄!)の老練さの人物描写が巧み、密室から野外への移動もバランス良し、まさかの『ダーティーハリー』に先んじた幼稚園バスジャックへのアクションもGOOD!
ところで当時は盗聴は違法ではなかったのか?
『人間狩り』
こんな日活映画の傑作を見逃していたとは!
長門裕之の気迫ぶりは只ならぬ雰囲気で最後までどうなるか見ものだった。
代表作と言えるのではないかな。
大坂志郎、渡辺美佐子、中原早苗も皆良いのだが、都内ロケーションが大効果、町屋駅ホームは確かに映画史に残る名シーンだね。
http://www.shin-bungeiza.com/pdf/20160628.pdf