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Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

 「立川流誕生秘話」〜30年目の真実〜

立川らく朝「真珠の誘惑」
立川志ら乃時そば
立川志の輔バールのようなもの
柳亭市馬「掛け取り」
−仲入り−
<トーク:柳亭市馬立川談四楼立川志の輔
司会:立川談之助
立川談之助立川流騒動記」
スタンダップコメディ:松元ヒロ 
立川談四楼明烏

志ら乃の「時そば」は、何度も聴いているので別のネタを聴きたいところ無難にこなしている(?)
それを言ったら志の輔の「バールのようなもの」は、また同じネタか!というものだが、いつもながら手抜き無しで芸に磨きかかっている。
場内のほとんどの人が志の輔を楽しみにしているというこの熱気はなんだろう。
昭和の名人もいつも同じネタだが高座にいるだけでイイと伝えられるが、その境地はまだ早いでしょう。
ゲストの柳亭市馬は、師走の十八番「掛け取り」を演じ、得意ののどで観客を沸かす。
仲入り後のトークでは、立川流創立のきっかけとなった落語協会の真打ち昇給試験と脱退騒動を中心に語る。
談四楼は真打ち試験当事者、志の輔は弟子になって数週間目、市馬は前座でお茶くみというそれぞれの状況で当時を語る。
司会担当の談之助は、その後の高座でも実名を挙げて、他の会派の噺家のこき下ろしていたが、はっきり言って見苦しい。
ゲストの落語協会新会長である柳亭市馬は苦笑いだが、失礼ではないか!
談志だから言えることと弟子が言う事をはき違えていると思う。
親の威光で威張っている子供のようだ。
親がいなくなって実力がなければしっぺ返しがあるよ。

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「談志の遺言」〜俺を超えて行け〜

立川志の八「はじめてのお弔い」
立川らく里「大安売り」
立川キウイ「反対俥-談志追善バージョン」
立川談笑「がまの油」
−仲入り−
立川流トーク:山藤章二吉川潮高田文夫ミッキーカーチス
司会:立川談笑
立川ぜん馬「夢金」
スタンダップコメディ:松元ヒロ 
立川志の輔「新八五郎出世」

トリの会で観客の熱い視線に注がれているのか、若手の志の八、らく里なかなか良い。
キウイに至っては興奮ぎみ(?)
まんねん前座として本を書いたことが家元に認められて真打ちに、自虐的なネタに暴走し、談笑も舞台袖からちょっかいを出す始末。
つづく談笑は、「がまの油」スペイン語バージョン、ホントにスペイン語なのか疑る。
トークでは、山藤画伯が寝ているのか起きているのかの状態でしたが、発言は興味深い内容だった。
ミッキー・カーチスは、ロカビリーブームの熱狂のなかで落語を演り、談志がそれを見ていたとか。
ぜん馬は談志と同じ喉頭がんからの復活で「夢金」をじっくり。
松元ヒロは、本日2回登場であり、談志に認められた芸人。
きっちり政治ネタで大喝采!
折しも安倍内閣解散総選挙のタイミングで、怒り心頭に発し、安部総理他、自民党公明党のお歴々をメッタ切り。
与党、権力側へのこき下ろしは大いに結構、大ウケだった。
オオトリの志の輔は「新八五郎出世」で大爆笑の中に感動がジワリ、さすが名人!

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5公演で落語32高座、スタンダップコメディー2回、トークショー5回、さすが疲れたなぁ〜
全体を通しての感想だが、家元亡き後立川流40周年はあるのかなぁ。
なんだか武田信玄亡き後の武田家のようにならなければ良いのだが…
落語界全体の活力が衰退していく気がする。
正直な気分だ。