2014-08-22 シネマヴェーラ渋谷で中村登監督特集 cinema 『いろはにほへと』『夜の片鱗』を鑑賞。 『いろはにほへと』は、金融バブルを描いたピカレスク作品。 佐田啓二が翳のある悪党であれば、伊藤雄之助は頑固一徹の不器用な検事役で対決、橋本忍の脚本であるから目が離せない。 『夜の片鱗』は、近年中村登監督の再評価の高めた作品であるが、洗礼された色使いの見事なキャメラワークとクールな展開など超モダンだ。 サム・ペキンパーの『わらの犬』を彷彿とさせるショッキングなシーンあり。(こちらの方が後なのだ!) 松竹時代の菅原文太がワルで顔をだす。 両作品とも見応えあり充実した時間を過ごす。 来週からスケジュールを組み直しだな。 こりゃあ参った!