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Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

『第594回紀伊國屋寄席』紀伊國屋ホール

「肥がめ」 三遊亭遊里
「青菜」  桂歌助
「聖天山」(真景累ヶ淵 第6話) 桂歌丸
−仲入り−
「お熊の懺悔」(真景累ヶ淵完結 第7話) 桂歌丸


桂歌丸師匠は、病気療養からの復活で、真景累ヶ淵(完結篇)を演じた。
病気の発端は、くしゃみをして肋骨を骨折して、それから肺炎などいろいろと併発して2カ月の闘病生活だったとか。
実際のところ、いまでも歩行困難で緞帳の上げ下げによる出演となっていた。
小柄なのに、さらにひと回りちっちゃくなった感じで、青白い顔もなんか凄みがある。
真景累ヶ淵は、複雑な因念話なのだが怪談ではなく、人間の色と強欲の噺だ。
完結編では複雑な人間関係は、途中からの観客ではわからないので、簡潔に省略され写実的表現になっている。
夜半の凶行が月あかりと雲の動きで表現されたのが印象的だった。
病み上がりであるのに、声は通るので、迫力がある。
得意の演目を聴けたことは本当にありがたい一夜であった。