Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

「マンハント」「愛の嵐」鑑賞

ナチス関連二本立て特集
マンハント」はフィリッツ・ラング監督の渡米直後の作品。
まだアメリカがドイツに参戦をしていないのに、ヒトラーは20世紀最大の独裁者になることを予見し、
ヒトラー暗殺に失敗(?)した主人公の逃亡記。
実は過去に観ていた(アテネ・フランセかな?)がすっかり忘れていた。
「愛の嵐」はリリア−ナ・カヴァーニ監督の出世作にて代表作。
愛とエロスの刻印をうたれた監督は、これを越える作品をつくれなかった。
初公開時(1975)は高校生でウブな輩には理解しづらい映画だった。
1957年のウィーンという歴史背景もわかりようもなかった。
「愛の嵐」という邦題はお見事としかいえない。
ああ何というシャーロット・ランプリングの美しさか!
我が物として隔離したくなるのもわからないものではない。