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「エージェント・ライアン」 Tohoシネマズ府中

原作者のトム・クランシーは亡くなったが、「ジャック・ライアン」シリーズは、アメリカ版007のヒーローとして映画化は続く。
主人公ジャック・ライアンは、アレック・ボールドウィンハリソン・フォードベン・アフレックとコロコロ替わって今回はクリス・パインになった。
クリス・パインは、新生「スター・トレック」の若きジェームス・T・カークに選ばれたが、今回も似たように若き日のジャック・ライアン役となっている。
どうもみても地味な主役だ。
ハリウッドのマーケッティングはどうなっているのか?
ストーリーは、頭脳明晰な大学生ジャック・ライアンが、9.11のテロを目撃し、愛国心に目覚めアフガニスタンに派兵するが負傷する。
リハビリ期間にCIAにリクルートされて、表向きはウォール街で働くビジネスマンだが、裏では経済界の不審な動向を探るアナリストとなる。
アメリカの経済破壊から世界恐慌を巻き起こす経済テロを発見し、いよいよCIAのスパイ(エージェント)として活躍することになる。
グローバル化する現代社会で、悪役を確立させるために苦労しているのは、007シリーズでも同じで新鮮味には乏しい。
一層の事、ジェームス・ボンドとジャック・ライアンを共演させるシリーズとしたらどうなのか。
悪役を演じるのはケネス・ブラナーで監督も兼ねている。
一時期と比べ、すでに過去の人いった感じが残念だ。
キラー・ナイトレイがライアンのフアンセという役で色を添える。
美しさというところでは申し分ないのだが、活躍の場がないのも残念です。
シャネルのCMに起用されるほど旬な女優なのにね。