Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

『眼には眼を』 フィルムセンター

ŒIL POUR ŒIL
(110分・35mm・カラー)

今回のフィルムセンターの企画でこれはどうしても見逃せない作品だった。
町山氏ではないが、子供の頃テレビで見て忘れられない映画だった。
ラストの空撮でカメラがパンすると反対側に街がみえるというのは思い違いだった。
それにしても強烈!

十分な診療を受けられずに妻を失った男ボルタク(フォルコ・ルッリ)は、最初に診療を断り別の病院を紹介したフランス人医師(クルト・ユルゲンス)に、我が身の危険もかえりみず復讐しようとする。
フランスの社会派監督として知られたアンドレ・カイヤットが、シリアを舞台に、現地人たちの白人に対する憎悪を描き上げた。

’57(フランス=イタリア)(監)(脚)アンドレ・カイヤット(原)(脚)ヴァエ・カチャ
(撮)クリスチャン・マトラス(美)ジャック・コロンビエ(音)ルイギ
(出)クルト・ユルゲンス、フォルコ・ルッリ、パスカル・オードレ、レア・パドヴァニ、ダリオ・モレノ、ロベール・ポルト、ポール・フランクール