Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

パルコ劇場

先行の一次抽選会で外れたため、遂に今年は諦めかと思ったが、ローチケの抽選でチケットを取ることができた。
一万人の来客があるというのに、チケット購入の困難さは落語家No.1である。
正月のPARCO劇場公演は今年で9年目とのこと。
その前には年末に行っていたらしい。
今年も22回公演ですべて同じ演目を行う。
なんか修行者のようにも思える。
このあとは海外で3か月公演を行うようなことを言っていた。
落語界のスーパースターとして手の届かないところにいるように思えないでもない。
毎月21日に新宿明治安田生命ホールで松元ヒロを入れて落語会をやっていたときが楽しかった。

≪演目≫
「こぶ取り爺さん」
童話を題材によく考えてみると疑問な内容につっこみをいれた新作落語
「モモリン」
昨今はやりのゆるキャラブームを取り入れた人のいい市長の悪戦苦闘のドタバタ新作落語
役所の職員が登場する落語は志の輔落語の定番です。
−仲入り−
井戸の茶碗
志の輔十八番の古典落語である。
武士の意固地な部分は屑やの立場からすればたまったものではない。
そこらはきちんと表現されている。
同じく十八番の落語ともいえる「柳田格之進」より救いがあるので、こちらの方が好きだ。
6時半開演で休憩15分を入れて9時20分に終了する。