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Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎

神保町シアターで現存する全作品を上映する企画。
今回の中で未見のサイレント映画を鑑賞した。
サイレント映画は純粋に映像だけで人間の感情に直接うったえかける。
人種、年齢も問わず世界共通であることで人類史にとってすごい発明だ。
色や音を入れていくことになるのは、果たして映画の進化と言えるのかとも思える。

非常線の女
S8('33)/松竹蒲田/白黒/スタンダード/
サイレント/1時間40分
■原作:ゼームス槇■脚本:池田忠雄■撮影:茂原英朗(雄)■美術:脇田世根一
■出演:田中絹代、岡譲二、水久保澄子、三井秀夫(弘次)、逢初夢子
小津の和製ギャング映画をようやく鑑賞した。
田中絹代がOLでありながらギャングの娼婦というのはちょっとと思えるのだが・・・

『突貫小僧(短縮版)』
S4('29)/松竹蒲田/白黒/スタンダード/サイレント/14分
■原作:野津忠二■脚本:池田忠雄■撮影:野村昊
■出演:青木富夫(突貫小僧)、斎藤達雄、坂本武
子どもを描くことを得意とする小津はサイレント映画でもその神髄が見てとれる。
ひょっとしてチャップリンの作品などが模倣なのか?

『淑女と髭』
S6('31)/松竹蒲田/白黒/スタンダード/
サイレント/1時間15分
■原作・脚本:北村小松■ギャッグマン:ヂェームス槇■撮影:茂原英雄、栗林実■舞台設計:脇田世根一
■出演:岡田時彦、川崎弘子、月田一郎、飯塚敏子、伊達里子、飯田蝶子
岡田時彦の髭が不似合いだがユーモアたっぷりの楽しい作品。
飯田蝶子がでてくるとなおさらうれしい。