2013-12-25 「ブリングリング」 丸の内TOEI cinema 今年のアメリカの流行語大賞は「Selfie(自分撮り)」ということらしい。 オバマ大統領ですらマンデラ大統領の追悼式典でやっていて顰蹙をかっていた。 ソフィア・コッポラ監督の新作は、ハリウッドセレブが留守中であることをツイッターやフェイスプックなどの情報で知り、盗みに入る若者グループの顛末を描いた実話である。 勝手放題でむかむかする若者であるが、この泥棒稼業の収穫をやたらとSelfieする。 罪悪感もなくセレブも自分も同じという錯覚が大人になれないガキのままだ。 ソフィア・コッポラらしい題材選びと演出とは思えるが、どうでもいい話だな。 エマ・ワトソンも主役だか脇役だがわからない。