立川談笑独演会 北沢タウンホール
三席全部初おろしの新作にチャレンジ。
パンフレットに書いたのは一昨日だったが、すでに内容は変わってしまったという。
「逆オレ詐欺」
拾ったスマホで詐欺を働こうとするが、展開が複雑(?)すぎて後半ウトウトし、オチを聞きそびれた。
「かたわ泥」
泥棒二人組が盗んだ金を山分けにして帰る途中、通過中の橋が抜け落ち、弟分が材木に挟まり動けなくなる。
兄貴分は、助けるか、見捨てるかの二人の駆け引き噺で古典落語のような内容でした。
「おじいさん三代姿」
高度成長期の70年代、現在(平成25年)、30年後の未来と三世代に渡って孫を集めて語るおじいさんの一人語り。
昔は良かったが今はこんなにダメになってしまった。
よくある話ではあるが、これから行われる参議院選挙をネタに、30年後は原発によって住めるところが限られ、
長く生きることもできないデストピアから現在を振り返るブラックなSF噺であった。
今回一番完成度の高い噺であった。