志らくのピン 古典落語編
渋谷区芸術文化総合センター大和田 伝承ホール
「あくび指南」 らく兵
「長短」 志らく
「反対車」 志らく
−仲入り−
「代り目」 志らく
「親子酒」 志らく
今回のテーマは『友達』
登場人物がすべて演目に絡んでいるというシリーズ独演会。
「長短」ののんびり男と気の短い男の友達コンビの職業は、「反対車」の車屋だった。
酔っ払った男は、この二人の車屋の車に乗ってようやく家に帰る。
「代わり目」は、夫婦であるが友達のような夫婦。
「親子酒」は、その夫婦の後日談としてつながっている。
せがれの為と禁酒を誓った親父が結局またべろべろの酔っ払いになってしまう。
お馴染の落語であるが、最後に酔っ払って帰って来たせがれは「長短」の車屋と友達というオチ。
人情噺をあえて避けて、滑稽話をパワフルに演ずる志らくのピンシリーズは続く。