Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

シネマヴェーラ渋谷で大島渚追悼上映が始まった。

ほぼ全作品を上映する。
昨日は『飼育』と『絞死刑』を観てきた。
両作品とも日頃の怠惰な脳を刺激させ活性化させる効果あり。
終了後、足立正生松田政男のトークショーがあった!
元革命運動家にして映画監督と映画評論家だ。
この二人は『絞死刑』に出演している。
昨年、大島渚若松孝二といった同志を失って、残された者としてまだまだ主張していかなければならないと足立正生松田政男に語りかけるが、松田政男は歯切れ悪い。
よくぞ舞台に上がっていただいたという感じで、時代も大きく変わっていったことを実感した。
『絞死刑』の製作裏話を聞くにつけ、時代が同志を集め、映画を産み落とした。
大島渚はその中心にいたということか。

この予告編は大島渚のアジ演説で笑いを誘う。
最後まで見るとまさに同志の映画だとわかる。
『絞死刑』はなんだか爆笑させられる映画なのだが、公開当時も同じ状況だったのだろうか?