立川志ら乃真打ち昇進披露公演 東京芸術劇場プレイハウス
立川談笑、談春、志らく、柳亭市馬、桂雀々の豪華メンバーがそろって中ホールを満席にする。
立川談志没後、初の孫弟子の真打ち昇進で、立川流、落語芸術協会、上方落語からお祝い公演。
それぞれの演目も口上良かったが、年末クリスマスイブの公演でさんざん愚痴られた・・・
志ら乃としては、談志のいる前で真打ちに昇進したかったのだが、二つ目昇進後に公演を見た談志が、
「志ら乃の落語は前座の落語だ!」とのことで、師匠の志らくも従うしかなかったそうだ。
立川流の期待の若手落語家としての勢いが慢心と見られたようだ。
談志に見せたかった真打ち公演だけに、「火焔太鼓」は熱演だった。
「蝦蟇の油」 立川談笑
「かぼちゃ屋」 立川談春
「運廻し」 桂雀々
「掛取り」 柳亭市馬
−仲入−
披露口上(談笑、談春、志ら乃、志らく、市馬、雀々)
「長短」 立川志らく
「火焔太鼓」 立川志ら乃
立川志の輔が揃えばロイヤルストレートという感じなのだが、志らくは志の輔にいままで数秒しか言葉を交わしていないとか。
志の輔兄さんは、志らくはきちがいだから逃げ回っているとの自虐的コメント。