新文芸坐落語 『新作落語大会−SWAを継ぐ者は− 』
「おじいせん」 三遊亭粋歌
だめんずばかり引いてしまう女が新たに合コンに参加するが、そこはおじいさん専用の合コンであった。
「夜汽車」 三遊亭駒次
この落語家は鉄道オタクとのことで、北海道の親子熊によって停止した列車が舞台の噺。
「自殺自演」 林家彦いち
春風亭昇太作のSWAネタ。師匠に叱られて間違って死んでしまい、死後の自分のいなくなった落語界を知る。
F・キャプラの「素晴らしき哉、人生!」が元ネタですね。
三遊亭粋歌と駒次は初めて聴く落語家さん。
それなりに面白かったが、ひとり漫談という感じ。
彦いち師匠は、新作落語が20年前ぐらいは受け入れられなかったという回想から入っていったが、
ネタが始まってからはウトウトしてしまった。
−仲入り−
座談会
「砂漠のバー 止まり木」 三遊亭白鳥
タクラマカン砂漠は一度入ったら抜けきれなくなる広い砂漠、ヒマラヤにも魚の化石が見つかることがあるというネタを強引に結びつけた噺。
あまりにもバカバカしいが一番面白かった。