『母情』神保町シアター
清水宏監督の子どもがでてくる映画に外れなし。
清川虹子が主役とはまた珍しい。
清川の演ずる母は、3人の子ども(父親はそれぞれ違うらしい)が生活の足手まといになり、子どもを連れて親戚や知り合いを訪ね歩く。
なんとか頼みこんで下の子から預けていくが、オネショ癖のある長男の預け先が決まらない。
母は、子どもの頃の乳母まで訪ねようとするが、途中で体調を崩し温泉場で逗留する。
温泉で旅芸人の一家の姿をみて、母は自分の行動に罪悪感を感じるようになる・・・
清水宏印の温泉場がまたも重要な場所となっている。
温泉に入りながらのんびり思考すると人間は癒されていく。
母の友人として、山田五十鈴も登場し話に色を添える。
やっとたどり着いた乳母の家で母は決断する。
ラストシーンの長男の行動は微笑ましくも見事です。
助監督は石井輝男がつとめている。
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