ケータ島の入り江で一泊過ごした。
夜中にかなり船は揺れて寝付くことが出来なかった。
船の係留ロープが切れてしまって漂っているイメージが夢うつつに現れる。
これは今村昇平監督の映画『エロ事師たち 人類学入門』のラストシーンだ。(後で思い当たった!)
朝食はスタッフが作ってくれた雑炊が美味しい。
船長もスタッフもかかりっきりで2日間面倒をみていただき感謝、感謝です。
さて、ケータ二日目のダイビングは、1本目「ボータ浅根」
ソフトコーラルの美しい海中。
小笠原特有のユウゼンはもはや珍しくもなくなった。
真っ赤なイソギンチャクに隠れるクマノミ
魚たちを注目しているとインストラクターから大きなジェスチャーが・・・
ダイビング中にイルカがかやってきた!!!
魚とは大きさといい、泳ぎの早さといいまったく違う生物だ。
我々の周りを素早く偵察し、サッと行ってしまった。
まさに、スピルパークの『未知との遭遇』のUFOの出現のようであった。
その後、ありがたいことにまたもう一度顔を出してくれた。
なんとも好奇心の強いイルカたちだ。
昼ごはんや晩ごはんは停泊中の船長のフィッシングにかかっている。
それにしても見事に脂の乗ったいきのいいオサカナ!
2本目は「四之岩」
こちらはエビ団地といって大きなアカイセエビがうじゃうじゃ!
写真よりは映像を収めた。
午後になってケータ島とはお別れ。
ダイビングを終わらせて、ホエールウォッチング!
小笠原でこの時に観測できるのは白鯨で有名なマッコウクジラだ。
超音波探知機を駆使して探し回るが残念ながら遭遇できず。
夕方、ペンションに帰宅した。