Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

年に一度だけのホタル狩りの夕べ。

ホタルはこの時期だけしか鑑賞する機会がない。
ということで、山梨県南巨摩郡身延町のホタル観賞に遠出した。
調布インターから中央高速で甲府南まで乗り、富士川を下りながら3時間かけて、身延町下部温泉に着いた。
下部温泉の奥に進んだ下部川上流に湯町ホタル公園というのがある。
ここは自然発生のゲンジボタルヘイケボタルが鑑賞できるとのことだ。
早めに着いたので下見して、下部温泉の湯につかり、夕暮れを待つ。
日が暮れた7時前からカメラの準備をして待つが一向にホタルの気配がない。

7時半を少し過ぎたところになって、「ホタルが出てきた!」の歓声が上がる。
なんと驚いたことにホタルは山側からホンワリと緑の光を放ちながら降りてくるではないか。
意表を突く登場で驚いた。

実際のところ明りのない真っ暗な闇となってからホタルは舞い降りてきた。

 
写真撮影もバルブ露出で手さぐりの撮影だった。
45〜60秒ぐらいの開放撮影でほどよく撮影できるようになった。
 
これだけのホタルが舞うと夢うつつの幻想のようだ。
 
 
 
聴くところによると、年々台風と大雨の被害でホタルは減少しているらしい。
この公園も地元の人たちの努力で維持されている。
こんな美しい生物が、日本から消えていくのは大変寂しい話である。
子どもの頃、ある日父親が出張から帰った日に、特製のポリ容器にホタルをごっそりいれて土産にもって帰っきたことを思い出した。
今となっては捕まえることなどできない。
 
今日は日曜日の夜で思ったほど人手がなくてよかった。
昨日の土曜日の夜は車が大渋滞するほどの混雑だったそうだ。
来年はもっと早くに来よう!
[オマケ]
帰り道は、本栖湖を通って河口湖インターから帰宅する道を選んだ。
本栖湖に降りる峠のクネクネ道で一頭の雌鹿に出くわした。
車のライトに照らされてキョトンとしていたが、こちらも写真を撮ることが出来ず残念だった。

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