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Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

5月29日に新藤兼人監督がお亡くなりになった。

1912年4月22日−2012年5月29日
100歳の天寿をまっとうされた。
今年、生誕100年を迎える映画監督の今井正木下恵介、谷口千吉、久松静児と同い年なのか。
映画会社の日活も100周年である。
最期まで現役とは恐れ入ります。
お疲れ様でした、ご冥福をお祈りいたします。

日経新聞に映画評論家の佐藤忠男さんの新藤兼人追悼記文が掲載された。
日本の文化的伝統を黒澤明=武士の伝統、溝口健二=町民の伝統、小津安二郎=文人から近代の市民層の伝統、
新藤兼人=最も人口の多い農民層の伝統を映画で受けとめているとあった。
なるほど納得、確かに泥臭い映画が多い。
1950年代から独立プロダクションの先駆け近代映画協会を拠点に大手映画会社に頼らず社会性と作家性を維持してきた。
正直なところ70年代以降の作品は、独立プロの悲しさである低予算と社会運動との連携によるイデオロギーによって、評価の妨げになったと思う。
女優をすぐ裸にしてしまうところなど、監督のあのアクの強い顔から監督特権のごり押しでしているように思えた。(笑・大林宣彦監督も似たところがある)
監督作品として、最後の『一枚のハガキ』が本年のキネマ旬報ベストテン第一位になったことはなにより良かった。
シナリオ作家としてもその創作の量と質は、ギネス記録級の頭脳であると思います。


個人的にベスト監督作品
1952年『原爆の子』
1959年『第五福竜丸
1960年『裸の島』
1964年『鬼婆』
1988年『さくら隊散る』
1995年『午後の遺言状』


個人的にベスト脚本
1947年『安城家の舞踏会』監督:吉村公三郎
1949年『お嬢さん乾杯!』監督:木下惠介
1951年『偽れる盛装』監督:吉村公三郎
1962年『しとやかな獣』監督:川島雄三
1962年『斬る』監督:三隅研次
1966年『けんかえれじい』監督:鈴木清順
1966年『清作の妻』監督:増村保造
1971年『激動の昭和史 沖縄決戦』監督:岡本喜八
1972年 『軍旗はためく下に』監督:深作欣二
まだまだ未見の映画があるので本当はベストなどおこがましいのであるが・・・

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