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志らく一門会annex〜サクラサク!新・二ツ目誕生の巻

会場 草月ホール
立川志らくの弟子たち3名が前座から二つ目に昇進するということでの落語会。
新・二つ目は、らく八改め志奄、らく太改め志獅丸、らく兵(改名せず)
最初にこの秋真打ちに昇進する志ら乃が前座ということでぼやきながら「平林」一席。
この後の三席より当然ながら良かった。
やはり差がでます。
新・二つ目の昇進の目安は、立川談志家元とまったく同じ条件で、落語50席、歌舞音曲が出来なくてはならないという条件をクリアしたものとなっているとのこと。
今回は、一応くじによりネタを選んで披露ということだったが、「洒落小町」「親子酒」「転失気」の三席は正直つらかった。
仲入り後、志らく師匠の登場でまずそのお詫びがあり、軽い噺の「金明竹」。
大阪育ちの変なアメリカ人という設定で何度か聞いた噺ではあるが相変わらずの大爆笑ネタ。
師匠と弟子の違いを見せつける。
その後、高田文夫先生の登場で、志らく師匠とのトーク。
「談志の遺したもの」というタイトルであったが、立川談志が亡くなったことで暴露(?)されたトークで大爆笑。
「家元が亡くなったので生き生きしてるのじゃない?」との言葉も当たらず遠からず。
新・二つ目も登壇し、緊張の体で文夫先生にいじられた。
二つ目に昇進するのに、それぞれ5〜12年もかかっており、芸の道はなかなか厳しい。
これからの研鑽と発展を遂げられることを祈りたい。

『平林』   立川志ら乃

『洒落小町』 立川らく兵
『親子酒』  立川らく太
『転失気』  立川らく八
     仲入り
金明竹』  立川志らく
トーク『談志の遺したもの』 立川志らく高田文夫