立川談春独演会(有楽町朝日ホール)

前座なしのきっかり二題。
神様ネタのまくらから『死神』
呪文の「アジャラカモクレン〜」は
「オオサカトニナッテダイジョウブナノトオルチャン」に替えたが、
後半は「オオサカトニナッテイケルノトオルチャン」と違っていた。
ちょっといい加減ではあったが、サゲが死神の洞窟から抜けた主人公が死神になっていたという、
エンドレスなサゲであった。
このパターンは初めて聴く。
二席目の始まりは震災ボランティア落語から。
ボランティアのアフロヘアのお兄ちゃんの話が可笑しかった。
『人情八百屋』は、親が心中して孤児となった子供を引き取る人情噺で談春師匠らしさを堪能。
神様や東北のボランティア落語のまくらと演目から談春流の3.11追悼だった気がする。

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