サイパンの観光で戦争を考える
サイパンのツアーはあっという間に最終日を迎えた。
最終日はダイビングが出来ないので島内観光!
観光といってもここは悲惨な戦場の島だ。
観光バスでは、若いガイドさんがしっかり島の歴史と悲劇を語ってくれた。
まずはバンザイ・クリフ。
戦争中、アメリカ軍に追い込まれて、日本軍も民間人もここまで行き着き身を投げた。
−合掌−
景色の美しさとこの悲惨さ、たった60年ばかりの昔と今の違いに時代の怖さを感じた。
戦争は絶対にしてはいけない!
日本軍の最期の司令室があったところ。
ここには戦跡としてタンクや大砲が集められた。
なんか日本軍のものはとても小さい。
バードアイランドは風光明媚なところ。
満月の夜はひと際美しいそうである。
サイパンダバス!(サイのお父さんとパンダのお母さんから生まれたサイパンダはサイパンのマスコットキャラ)
ツアーの最後はサトウキビ王(日本人)の公園。
この方は大変尊敬された人でアメリカに占領されても銅像は壊さないでくれと地元民に懇願されて残ったそうだ。
当時サイパンには鉄道も敷かれていたので機関車もあった。
満州国と同じで日本人はどこでもよく働く!
サイパンはひと頃より日本人の観光客が減っており、観光としてはグアムより厳しいらしい。
たしかに一番の繁華街といわれるガラパンも日中は閑散としている。
ハードロックカフェもあったが賑やかさとは程遠かったなぁ。
だけれど自然の美しさは格別だった。