『市馬・志らくの昭和ロマンと江戸の風〜昭和歌謡曲と落語の会』博品館劇場
歌う落語家柳亭市馬師匠と昭和歌謡曲の博識家立川志らく師匠のほとんどお遊びのような企画!
それでもつき合うお客さんでいっぱい。
オープニングから生バンドによる二人の歌、NHKふたりのビックショーかよ。
「気分は次の歌謡曲の演目で高揚して落語どころではない」とは言っても舞台を替えて、一応ささっと落語あり。
立川志らく『金明竹』と柳亭市馬『目黒のさんま』。
『金明竹』は色々なバージョンを聴いたが、浪花なまりの金髪青眼外人は初めて観た。大笑い!
江戸の風は吹かなかったけど昭和歌謡曲の魅力をたっぷり。
市馬師匠と森口博子の声量には太刀打ち出来ないが、志らく師匠の昭和歌謡の想いの語りが良かった!
立川談志師匠のことはもちろん、二葉あき子先生への想い出を語る。
志らく師匠の誕生日8月16日が二葉あき子の命日となってうれしいと言っていた。
思うに当時の歌謡曲っていうのは一曲3分ぐらいで皆短いのだ。
へたに長い今の歌より新鮮だと感じた。
最後は立川流のテーマ曲という「ふるさとの話をしよう」が〆となったが、この曲もしみじみとイイ曲であった。
昭和30年代生まれで50歳になるかならないかの二人だが、本当に昭和の歌謡曲を愛しているのが良くわかった。
《演目》
19:00
19:18 立川志らく:金明竹
19:39 柳亭市馬:目黒のさんま
19:59
- 立川志らく:長崎のザボン売り
- 立川志らく:異国の丘
- 森口博子:夜来香
- 森口博子:悲しい酒
- 柳亭市馬:建設の唄
- 立川志らく:別れの一本杉
- 立川志らく:東京の空青い空(ブルースハープ)
- 森口博子・立川志らく(ブルースハープ):テネシーワルツ
- 柳亭市馬:大利根無情
- 森口博子:エターナルウィンド
- 立川志らく:さよならルンバ
- 柳亭市馬:夢淡き東京
- 柳亭市馬・森口博子・立川志らく:ふるさとの話をしよう
21:08 終演
(コピーさせていただきました。)
http://saroha.way-nifty.com/nitiraku/2011/10/post-724b.html