9.11　東日本大震災から半年。 - Like a bird, like a cat, like a fish？

アメリカの同時多発テロから10周年のメモリアルディ。

というメモリアルとは関係なく。
久々に映画３本はしごする。

シネマヴェーラ渋谷で特集・「中島貞夫　狂犬の論理」
東映のプログラムピクチャーは見逃している作品多数あるので観ていきたい。
『脱獄広島殺人囚』　
脱獄物に外れなし！懲役41年7ヶ月、松方弘樹の代表作ではないか！
この主人公は実在の人物であるので、その後どうなったかが気になるところ。
原案は、仁義なき戦いのモデルになった人。この人の刑務所での話が元になったのか。（推測）
『暴力金脈』
松方弘樹のチンピラ総会屋が、ベテラン総会屋小沢栄太郎（絶妙！）から教えを受けて成りあがっていく。
やくざの義兄弟梅宮辰夫もからんで、やくざと総会屋と企業の関係を描く。
いまでは危なくて描けない内容。
東京進出を目指すと丹波哲郎や若山富三郎が出てくるオールスターキャスト。
ラストがいまひとつ消化不良というか物足りない感じであった。

続いて神保町シアターで特集・「日本映画女流文学全集」
『眞知子より　花ひらく』
到着すると30分前で定員100名に90番台ギリギリセーフ！ヒヤヒヤ。
市川崑のデビュー作品。
市川崑は高峰秀子の家に下宿していたことがあり、そんなこともあり高峰秀子が主演した。
高峰秀子の名著『私の渡世日記』に書いてあった気がする？
東宝争議が嫌になって新東宝が出来て作られた作品なので、かえって反東宝争議のイデオロギー臭さが気になった。
高峰秀子は美しいけれど共感出来ないな。
上原謙の住むアパートがキチガイ病院の隣とは！
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