『激動の昭和史 軍閥』 新文芸座
前半はついウトウトしたが、敗戦が濃くなるにつれて画面に力が入る。
「国民に不安を与えるな」と自主規制する新聞社のあたりから、
権益ばかり追う軍や政治家に今の日本の状況じゃん!
と思ったのは私だけではないはず。
それにしても、最後まで神国日本の徹底抗戦を論じる東條英機を演ずるブレない小林桂樹の役者根性は立派!
相当な覚悟があったのではないか。
『プライド・運命の瞬間』(1998)では、津川雅彦が東条英機に扮して、右翼映画として上映反対運動があったことが記憶に新しい。
それとは別に、三船敏郎の山本五十六長官はいつもながらセリフが少なくていい。
ほとんど役作りというものがないのでは・・・
東宝オールスターの顔ぶれは脇役まで贅沢な配陣だ!
- 東宝の8.15シリーズ-
1.日本のいちばん長い日 1967
2.連合艦隊司令長官山本五十六 1968
3.日本海大海戦 1969
4.激動の昭和史軍閥 1970
5.激動の昭和史沖縄決戦 1971
6.海軍特別少年兵 1972
監督:堀川弘通 脚本:笠原良三 音楽:真鍋理一郎
出演:小林桂樹 加山雄三 山村聡 黒澤年男 三橋達也 三船敏郎 東宝/1971(134分)
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2007/07/27
- メディア: DVD
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