Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

『浜松町かもめ亭 講談を聴く会』

於・浜松町メディアプラスホール
初めてかもめ亭なるもののイベントに参加。
最近は講談に興味も持ち始めたのだが、ゲストが立川談春
講談の会だが、過半数以上は談春ファンではないのか?
前座で立川こはるかが三原ヶ原軍記を始めたが、談春師匠が見るに見かねて、途中で講釈の指導に入る。
確かにあれだけの内容を暗記するのだけでも立派なのだろうが、リズムやテンポ、呼吸が聴く人に伝わらなければなんだか判らない。
ちょっとした指導を観れたことでも価値あり。
立川談志家元は、歌舞音曲が一通り出来なければ真打ちを認めないという。
立川流の基礎は流石凄い。
日向ひまわり、神田阿久鯉の二人の女流講談師は、いずれも良かった。
講談の文化は、このような女性たちに、逞しくも、新しく引き継がれていくのか。
神田阿久鯉さんの極悪人ばかりの講談をやるというのも頼もしい。
落語と講談の違いはどう違うのか、まだよく分からない。
ただ講談には凄まじい殺しの場面が相応しい。
テレビ、ラジオのない時代に、大人も子供も暗がりで、講談師の講談を唾を飲み込んで聴いている姿が浮かぶ。

−演目−
三方ヶ原軍記(途中まで)立川こはる
木村長門守堪忍袋 日向ひまわり
中入り
蝦蟇の油 立川談春
天明白波伝よりおとき半次 神田阿久鯉
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