神保町シアターでは「本格ミステリ作家クラブ10周年記念企画 美女と探偵 〜日本ミステリ映画の世界〜」が始まった。
一週目は横溝正史原作の金田一耕助シリーズ作品特集だ。
但し、市川崑監督の石坂浩二版ではなく、片岡千恵蔵、西田敏行、高倉健、池部良、中尾彬というレアものばかりである。
東映東京の『悪魔の手鞠唄』を観た。
ニュー東映のマークが出て、東映マークといえば荒磯に波がトレードマークだが、なんとこれは火山の噴火の実写であった。
阿蘇山なのでしょうか、荒々しく東映らしいマークなのですが、ちょっと危険でもあり、すぐやめたのでしょうか?
金田一耕助の高倉健が颯爽とスポーツカーを運転して登場!
なんと警察に嘱託の身分でもあるセレブ探偵である。
事件が起きてから解決するのはいつも通り、事件を未然に防ぐことはありませんでした。
テンポも速く、はしょりすぎてこんな話だったかなと首をかしげてしまいますが、それなりに飽きさせず面白かった。
高倉健以外ではあまり知らない人ばかりだか、山本麟一が時々現れて凄んでいました。
監督/渡辺邦男 原作/横溝正史 脚本/渡辺邦男 結束信二 撮影/渡辺孝
出演/高倉健 北原しげみ 小野透 永田靖 大村文武 志村妙子
1961 東映東京(84分)
- 作者: 横溝正史
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 1971/07/14
- メディア: 文庫
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