Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

日本の海はすでに原発汚染でとてつもない事態になっている。

政府はその事実の公表を恐れている。
想定していた最悪の事態が現実になりつつあるようだ。



休みだったので、朝日ニュースターの火曜日の上杉隆の「ニュースの深層」録画を観る。
今回は上杉隆と対談するのは、グリーピースジャパンの佐藤事務局長だった。
グリンピースといえば過激な環境集団というイメージがあったがその辺の事情を払拭する説明があった。
シーシェパードの関係も言明していた。
もっとも驚いたことは、グリンピースの活動は世界に認められているなかで、この調査活動を拒否したのは今回の日本を含め2国だけだとのことだ。
更にこれだけの原発事故に関わらず、海洋調査を2か月も経つのに行わないという日本政府の事実に戦慄した。
つい先日、ようやく1号機のメルトダウンを認めた。
あれだけ水を流しこんだのに、水は満水になっていないという、どこにいったのだろう?
海に流れたのは明らかだろう。
グリンピースが調査の実施をいったところ、にわかに政府が調査することを発表した。
そこでまたも疑問?が起こる。
まず、調査の基準は魚の頭と内臓を取り除いたものとする。
海藻や貝の調査はしない。
という。
これって国民は納得するだろうか。
一番の問題は、漁業関係者が一番にいまこの状況はどうなっているのか正確な情報が知りたいと思っているのに、
なぜ政府は隠ぺいするのかということである

このような情報開示については、確かに自分の見るところのテレビ、新聞の大マスコミは報道しない。
原発事故直後の東京の飲料水パニックもまったく報道されなくなった。
そんな不思議なことは国民は少しは感じていると思うが、これを何らかの意思表示で変えていくことが、日本の本当の第二の戦後だと思う。
いまは第二の戦後という論調があるが、大本営の発表する第二の戦中に戻ったと思う。

週刊上杉隆に記事は掲載されていた。
http://diamond.jp/articles/-/12216