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映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

新文芸座 追悼・高峰秀子アンコール

「女の座」観る。成瀬巳喜男作品はやっぱり家族に辛辣。
成瀬巳喜男は、松竹に小津安二郎二人はいらないとして東宝に移ったがなんだか「裏・東京物語」のようだ。
笠智衆杉村春子が老夫婦(!)であり、もっとも心を寄せられるのが唯一他人である嫁の高峰秀子
原節子高峰秀子が共演した「娘・妻・母」を観たときも同じ感想をもった。
それにしてもみごとなオールスターキャストだなあ。
1962 東宝 監督/成瀬巳喜男 脚本/井手俊郎松山善三 撮影/安本淳 美術/中古智
出演/高峰秀子 笠智衆 杉村春子 三益藍子 小林桂樹 司葉子 三橋達也

「放浪記」
キネ旬高峰秀子追悼特集に宝田明のインタビューで「放浪記」の忘れられないエピソードを語っていた。
睨みつけるところ確認!
「女の座」でも宝田明草笛光子が共に絡んでいましたが、小林桂樹も意外なところで登場。
両作品とも1962年の東宝作品でした。
高峰秀子はこの作品を後に「一番好きな作品」といったそうだが、成瀬+高峰共作の自信が伺える。
1962 東宝 監督/成瀬巳喜男 原作/林芙美子 脚本/井手俊郎・田中澄江 撮影/安本淳 美術/中古智
出演/高峰秀子 宝田明 加藤大介 草笛光子 小林桂樹 伊藤雄之助 仲谷昇 田中絹代