Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

「ろくでなし」 神保町シアター
松竹ヌーベル・バークの旗手のひとり、吉田貴重監督のデビュー作。
公開当時「勝手にしやがれ」の類似を指摘されたとあるが、「太陽がいっぱい」の関係にも似ている。
虚無感と階級社会は現在の格差社会とも似ており興味深かい。
津川雅彦裕次郎の出現で松竹に移って、若いころは不遇と言われているが、大島渚の映画とかこの作品とかクールに屈折していていいな。
1960 松竹 監督・脚本/吉田貴重 撮影/成島東一郎 音楽/木下忠司
出演/津川雅彦 高千穂ひづる 川津祐介